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本日もあと1曲ぐらいなのでしょうか・・・。

なんとなくステージ上があわただしいのでまだ続く感じではありますが。

 

暗転したまま、当たり前のごとくウェーブが始まる。

アリーナでも耐え切れず右から左へとウェーブが始まりました。

1階席は360度と続くウェーブ。見てて壮観。

驚きの声と拍手が沸きあがっています(笑)

アンコール!アンコール!という声も。

これって・・・Xのライブにしてはかなり珍しい!

それだけ新しいファンが増えたってことかもしれないですね~。

 

しばらくファン同士で遊んでいると・・・。

 

ステージに青白い光、巨大なミラーボルの回転。

聴いたこともないノイズ音。

モニターに映し出された文字・・・。

 

= ENCORE.1 =

 

01.CITY OF DEVILS feat.VIOLET UK

 

モニターには「Y」と「N」が組み合わさった記号。

次に映し出されたのは「h.NAOTO」の文字。

YOSHIKIが雑誌などで好んで着用しているゴス系のファッションブランドですね。

そうか!VIOLET UKだ!

そう。モニターには「VUK」と映し出されました。

 

ギターにはPATASUGIZO・リチャードフォータス。

ボーカル・・・ベース・・・DJ・・・知らない・・・。

(後日調べておきます。)

そして複数のダンサー?それともモデル?

h.NAOTOのファッションと思えるものを着込んで、

ステージ花道を右往左往しております。

これが過去YOSHIKIが実現させようとしていた、

音楽を主としたファッションショー!

 

正直・・・最初は何の曲かわからなかった・・・。

ボーカルの美しい旋律。間違いなくYOSHIKI節。

うーん・・・あぁ!あの曲か!Myspaceにあった!

そんなことを考えながらボケーっとアンニュイに歩くモデルさんたちを見ていたら、

PATAのアグレッシブなギター。かっこいい・・・。

もうさ、HEATHも入れてVIOLET UKやっちゃいなよ!と思った(笑)

YOSHIKIの綺麗なピアノの旋律は聞こえるんだけど、残念ながらYOSHIKIはこの場に居ず。

 

不思議な世界観。殺気と美の混合。

X JAPANとはまた違う世界観を作り上げていました。

とうとう最後までノルことは出来ず・・・見入ってるだけでした。

 

02. YOSHIKI Drum & Synthesizer Solo

 

しばらくノイズの余韻を残したままのインターミッション。

「破壊の夜」とは明らかに違う演出に、期待は大きくなります。

そして・・・あの聴きなれた曲!

スポットライトに照らされたのはドラム後方にたたずむYOSHIKI

やるんだ・・・ドラムソロ・・・。そうか・・・。

頑張れYOSHIKI!!

 

軽く柔軟体操をはじめ、精神的にも肉体的にも戦闘モードに。

やさしく、リズミカルに音を出し始めたのはライドシンバル。

ハイハット、そしてバスドラ。徐々に、徐々に、激しさを増していく。

CO2の噴射と同時にドラムは宙に浮き上がり、

ドラムの突き刺さる音とともに、ドラムセットは中央花道を滑走していきました。

ドラムセットの左右後方に見えるのはシンセサイザー!?

まさか・・・?そう!シンセサイザーを弾きながらツーバスドコドコ!

なんとも・・・妙技!すげぇ・・・(笑)

こんなことが出来るのは世界にもそれほどいないでしょう・・・。

そりゃそうですよね、

ドラムとピアノ。一見この対称的な楽器をこなす人も多くはないでしょう。

 

ドラムはクライマックスとなり、場内は青一色に照らし出され・・・。

響き渡るのは女性ソプラノの綺麗な旋律・・・。

なんとも神々しい演出であります・・・。

この曲なんと言うのでしょうか?とても綺麗ですね・・・。

もしわかるかたいましたら教えてください(苦笑)

 

ドラムはよりいっそう激しさを増し、

水しぶきを上げながら花道先端に降り立ちました。

ステージからはドラムに合わせ火薬花火が撃ちあがり、

ドラムソロは終了・・・。

YOSHIKI・・・大丈夫だよね?ここで失神とか・・・ないよね?

大丈夫。ドラムの上で両手を挙げて大丈夫だよ!とアピールしてました!

 

03.Tears

 

そして・・・流れてきたのはTOSHIによる " Tears " のアカペラ。

 

" 何処に行けばいい 貴方と離れて 今は過ぎ去った 時流に問い掛けて "

 

TOSHI・・・この曲が好きだって言ってたね。

YOSHIKI・・・このライブをやるにあたって、この曲が思い出されたと言ってたね。

 

10年前と同じく、TOSHIに向かって歩き始めるYOSHIKI

うんうん。あの時とは違う。今はもう悲しみはない。

そう。喜びのハグ。カメラアングルも狙っていたかのようにあの時と同じでしたね。

お互い、笑顔で抱き合っていました・・・。長かったね。10年。

 

HIDEの映像と一緒にギターソロを演奏するPATA

PATAに寄り添いながら演奏するHEATH

YOSHIKIの椅子に座って歌うTOSHI

肩に手を当て、肩を寄せ合い。

 

TOSHI「みんな愛してるぜー!!」

 

演奏中にメッセージを贈るのは珍しいですね~。

もちろんオーディエンスに言ってくれたのでしょうが、

たぶん、心の中ではメンバーにも贈った言葉だったのでしょう。

HIDEにも。

 

これは後日に知ったのですが最後のYOSHIKIのポエム。

詩の内容が多少変わっていたそうです。

 

" Someday I'm gonna be older than you いつか私は貴方より歳を取るでしょう "

 

" Now I'm older than you 今、私は貴方より歳をとりました "

 

HIDEの想い出はあの時のまま。時は流れず、色褪せないまま・・・。

 

" I will try to live with love, with dream, and forever with tears "

 

 

そしてまたまたインターミッション。

いいね。いいね。褒められることではないけど、

この「間」がXらしくて(苦笑)

楽屋であわただしくしているスタッフの姿が目に浮かびます・・・。

 

 

ウグイス嬢「本日の公演は終了いたしました。」

 

 

え?え?

 

オーディエンス『えぇーーー!!!!』

 

絶対に来ると思っていただけに、会場はブーイング&パニック。

まぁ・・・仕方ないか。「破壊の夜」よりは進んだか・・・。

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