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BARKS
http://www.barks.jp/news/?id=1000108129&page=2 


◆南相馬の若い世代が、ロックを通じてもう一度力を取り戻して行こう!という

目標とエネルギーを持ち始めている発想に僕はもの凄く共感を覚えます。

 

──それは、現地を訪れているからこそ言える、実体験があるからこそ言えることですよね。

 

SUGIZO:だって見れば誰だって解りますよ、未だ何も解決していないです。廃墟のままになっているところだらけです。実は今回仙台でのライヴの帰りにそうした廃墟の防波堤をバックに写真の撮影をして来たんです。こうした現状を伝え残す手段として、写真に残しておきたかったんです。除染も進んでいるようで、じつは滞っています。順番待ちで何年も待たないと除染してもらえないエリアもあります。

 

 伊藤:結局国が決めたルールブックの枠の中でのNPO団体でしかないので、やれることが限られてしまうんですよね。で、あれば、前例がないことに対してでも「自分たちで街作りを勝手にやっちゃう!」と、言うような気合いがないんですよね。

 

──要は国から許可が出ている範囲でしか何も出来ないし、それに逆らってまでやろうと思っても出来ないと言うのが現状があるということですよね?

 

 伊藤:東京都の企業は往々にしてそうなんだけれど、あそこまで酷いことになっているのに、まだ国に言われるがままになっているという状況は異常とした言いようがありませんよ。こんな例を挙げると、ちょっと話が本題からずれてしまいますが、国って恐ろしくて、財務省が最近発表したのは「中小企業の赤字を出している会社にも課税をしてゆきます。その従業員たちに対しても、さらに課税していきます」という方針で、これはどういうことかと言うと、消費税って結局海外に輸出をしているような大企業レベルでは還付金があるから消費税が戻ってくるんです。なので大企業は消費税率が幾ら上がろうがあまり関係なくて、むしろ金が戻ってくる位の状況になるんです。結果、この財務省が言っていることは「大企業を優遇します。中小企業の社員の皆様死になさい」と、言っているのとあまり変わらないと僕は解釈しています。さっきSUGIZOさんが言っていた未だに仮設住宅に住んでいる約10万人の人たちというのも、国からしたら老朽化して住むことが出来なくなる辺りのタイミングで、それを理由に仮設住宅を閉鎖するので何時々迄に退去して下さい。と通告して保証を切って終わったことにされてしまうんだと思います。その人たちが死んでしまおうがどうなろうが気にしないのが今の日本の国の姿勢だと感じています。

 

SUGIZO:僕も現政権にはそういう匂いを感じてしまいますね。そして今の日本の政権と、10年前のブッシュ政権には似たモノを感じますね。軍事力を推し進めたがる政権は往々にして大企業や富裕層に手厚く、中小企業や貧しい人たちには冷たい政策を取る傾向にありますよね。

 

 伊藤:何だかソーラーパネルの話から大分飛躍し過ぎてしまったけど、何が言いたかったかと言うと、SUGIZOさんの創作活動やステージでやろうとしていることは「スタジオで作ったものを御披露目します!」というだけではなく、目の前にオーディエンスがいるからさらに出来上がってくるモノがあると思うんです。そこにはスタジオで仕上げた音源というものの要素だけではない、ライヴの空間で初めて見えてくる新しい要素というのが加わると思うんです。それが具体的に表すことの出来ない、“何かを探すため!”の行為のような気がするんです。

 

──それは先程の「許可が出ている範囲でしか何も出来ない…」という政府とNPOの関係のような、前例のないものに対して駄目かもしれないけれど、自分たちの力で世の中を良くして行くと言う姿勢にも通ずるところがある故に、常に世の中を変えて行こうという熱い想いが己の表現に反映されている。そういう解釈で受け止めさせてもらって良いでしょうか?

 

SUGIZO:昔は創作の場はもっとそういう場所だった筈なんです。僕らの場合、音楽があって、映像があって、照明があって…そういう要素のコラボレーションがライヴというものなんですよね。こうしたクリエイティビティに対して音楽を中心に語っていますけれど、こういうコラボレーションやクリエイティビティの構造って、社会の構築にも非常に良く当てはまると思うんですよ。

 

──そういうことの象徴として<Art of Parties>があるのですね?

 

SUGIZO:意識こそしていませんでしたが、結果としてそういうところに着地した感じは伊藤さんの発言を消化してみると、実感としそういうことなんだな!?と腑に落ちる部分はありますね。そんな流れで言えば「南相馬で本格的なロックフェスをやりたい!」という若者たちと最近知合ったんです。線量的に本当に安心して開催出来る場所なのか!?と言われれば微妙なところではあるんだけれど、彼らはこの9月に<騎馬武者ロックフェス>というのをやったんです。南相馬の若い世代が、ロックを通じてもう一度力を取り戻して行こう!という目標とエネルギーを持ち始めている発想に僕はもの凄く共感を覚えました。2014年はスケジュールの都合でどうしても出演が出来なかったのですが、2015年はぜひ参加したいと思っています。

 

 伊藤:以前に被災地が企画する復興フェスから「協賛してもらえないか?」という相談があったのですがお断りしたんです。と、言うのも、協賛金ありきでフェスの運営を考えていたことに賛同出来なかったんです。「企業に声をかけて協賛金が集まったらフェスをやろう!」というようなスタンスだったんですよね。それでは何の意味もないと感じてしまって……。まずは自分たちで「何故フェスをやるのか!?」などのコンセプトや意義を突き詰めて動き始めるべきだと思っています。その意思やメッセージ性に共感出来ると思った時に初めて企業が「一緒にやって行きましょう!」となるべきではないでしょうか?

 

──そうした共感出来る活動であれば、積極的に何かを一緒に創り上げて行こうという姿勢があるのですね?

 

 伊藤:そうですね。通常の企業スポンサーのような「イベント会場にバナーで名前が出ました!フライヤーにロゴが掲載されました!」というようなものではなく、太陽光エネルギー自体が、自宅に導入しましょう!となっても、なかなか新築を建てるタイミングでなければ難しかったり、実情としてまだ誰もが簡単に導入出来るものではないですし、フェスに参加するような個人レベルでの導入ってまだまだ距離が遠いものだと感じています。ソーラーパネル業者が知名度を上げるために自らの名前を売っていくと言う目的で協賛するのであれば、SHARPでもPanasonicでもブランドの名前を売っていくようなCMをすれば良いと思うんですが、日本のソーラー業界は、そういう段階にはまだなく、SUGIZOさん他、環境問題に関心を持っていたり、今の世の中のシステムに疑問を感じているような人たちが多く集まるイベントや野外フェス等に一緒に参加するスタンスで共に勉強をしていくことがまずは必要な使命ではないか?と、思っています。僕がイベントに協賛するという行為は、そんな有意義な集いに企業という立場で参加出来る方法を探っている手段に過ぎないのです。

 

──「うちのソーラーシステムを使って下さい!買って下さい!」という企業アピールではなく「皆で一緒にソーラーについて理解を広めて行きましょう。勉強しましょう、そして世の中を良くして行きましょう!」という行動は、2013年の三宅洋平君(音楽家/政治活動、社会活動家)が行った<選挙フェス!>のスタンスに近いですね。他の候補者は「◯◯に皆様の一票を!」と、自分に投票してもらうことに必死だったのに対して、洋平君は自分に一票を投じてもらうお願いというよりは「みんな選挙に興味を持って下さい」、「明日は投票に行って下さい!」だったんですよ。自分のことよりも、今の日本のあり方を変えたいと願うからこそ自分が矢面に立って、世の中を変えてゆく方法や手段を民に問うていた姿が印象的でした。

 

 伊藤:彼の取った行動に影響を受けている部分は勿論ありますね。でも、もっと遡ると自分たちがやっていた野外パーティー自体も同じような考えでやっていたんだと思います。さっきSUGIZOさんが言っていた“ステージなんかなくてもよい…”という発想は当時のシーンにはすでにあって、インディアン・ティピ(小屋)を建てて、その中で演者がオーディエンスと踊りながら同じ目線でパーティーを創り上げて行く、と言うことをしてきたわけで、そこでオーディエンスとのコミュニケーションの中で出来上がって行く瞬間と同じものが<選挙フェス!>に感じましたね。で、エネルギー問題もそれと同じで“まだまだ解らない部分もたくさんあるから、皆で一緒に考えて行こう。知恵を出し合って解決して行こう。駄目かもしれないけどまずはやってみよう”という姿勢をこれからの企業は見せて行くべきだと思うんです。

 

──利益優先ではなく、世の中を良くする方向に向かってユーザーと同じ目線に立って一緒に社会環境を創り上げて行こうという姿勢が企業にもユーザーにも求められるわけですよね。

 

SUGIZO:世の中の企業が皆そういう志であれば、瞬く間に世界は平和になると思うんですよね。企業である以上、利益を追求し、自分たちの商品を買って下さい!となってしまうのは仕方ないんだけれど、でも、それってミュージシャンも一緒で、「僕たちの音楽を聴いて下さい!」、「CDを買って下さい!」になる。僕もそんな世界にどっぷりと嵌っている立場なので、そうしたモノへの居心地の悪さは常に感じています。しかしながら、かなり前から「俺を観て!俺凄いでしょ!」というようなアティチュードはなくなってきています。ただ音楽を通じて皆と繋がりたいという欲だけしかないんです。気持ちのよいこと、感動出来ることを皆でシェアし合いたい。当時のパーティーもそういうものでしたよね。自己顕示欲と言うものはなかったと思うんですが……。

 

 

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