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まあ…いや…何も言いますまい(笑)
と言いたかったんだけど…。言いたい(笑)
「YOSHIKI CLASSICAL 2」?
もう本当にブレまくりですね…。
そもそも「YOSHIKI CLASSICAL」も最初は乗り気ではなかったと言っていましたけどね。
そしてXより先に?それはもう別にいいんですけど。
2~3ヶ月以内に「YOSHIKI CLASSICAL 2」は出ないです。
「YOSHIKI selection」の時も「DAHLIA」の時も、
数ヵ月後に出しちゃうかも。と言っていましたから。
>今回の経験が、X JAPANにもいい影響を与えそうですか?
> 1000%影響あると思います。
ああ…今後XのライブではYOSHIKIコーナーが増えそうですね…。
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BARKS
●【緊急インタビュー】YOSHIKI「ライブもニューアルバムも出します」
YOSHIKIの活動が活発化してきている。
4月25日アメリカ・コスタメサを皮切りに、世界10カ国13公演<YOSHIKI CLASSICAL WORLD TOUR 2014>ツアーがスタート、サンフランシスコ公演、メキシコシティー公演と、3公演を熱狂に巻き込んだのもつかの間、YOSHIKIはロサンゼルスに戻り6月17日に全世界で発売となるX JAPAN初のベストアルバム『THE WORLD~X JAPAN 初の全世界ベスト~』のマスタリングを進め、そのまま日本に帰国すると初回盤に同梱となるDVDのためのライブ映像の編集作業をこなし、休むまもなくフランスへ飛んでいった。
YOSHIKI CLASSICALのソロ活動と、X JAPANのマジソン・スクエア・ガーデンでのライブ、そしてX JAPANのベストアルバムに、ニューアルバムの行方、そして『YOSHIKI CLASSICAL 2』の存在…と、2014年はYOSHIKIにとってひときわアグレッシブな年になっている。ライブに作品リリースと、にわかに慌ただしくなってきたYOSHIKI~X JAPAN周りだが、YOSHIKIの目線はどこに向いているのか?パリにいるYOSHIKIをキャッチした。
──今、フランスなんですね?
YOSHIKI:今パリです。昼の1時45分です。昨日東京からこちらにきまして、取材を十数本行って、今TVとWebの取材を受けてきたところです。
──次の公演はモスクワ、そしてベルリン、パリ、ロンドンと続くわけですが、今は取材のためにフランスに飛んだんですね。
YOSHIKI:明日、モスクワに行ってプロモーションしてコンサートを演って、それからベルリンに入るんですけど、そこから一度ロンドンに行って、そこからフランスに戻ります。
──すっかりツアーモードですね。アメリカ・コスタメサ、サンフランシスコ、メキシコシティーと3公演が終わってみて、クラシカルツアーの手応えはいかがですか?
YOSHIKI:「ちょっとびっくりしている」という言い方が多分正確だと思います。というのも、もともと僕はクラシカルツアーはあまり演りたくなかったんですよね(笑)。
──あはは。またそういうことを。
YOSHIKI:「Golden Globe Theme」を作らせていただいた流れから、いつの間にかアルバムがリリースされる事になってしまい、そこから一回ショーケースをやろうかということになってしまい…。
──グラミーミュージアムでのスペシャルパフォーマンス&対談イベントのことですね。
YOSHIKI:そのショーケースを観に来ていたエージェントの人たちに説得されて、今回のツアーが決まってしまったというところだから。最初僕は「世界ツアーなんてクラシカルで無理無理」って3回くらい断っているんですけど、「(世界で最も力のあるエージェントである)自分が言っているんだから、絶対間違いない」って、半分けんか腰のように言われまして(笑)。僕としてもね「じゃあ、わかった。演るからにはとことんやるよ」って言ったんだけど、いきなり30本以上のスケジュールが来てね。いくら何でもそれはいきなり過ぎるんで、今回まずは10本くらいでPart1というスケジュールを切ったんですね。
──で、実際ツアーが始まってみて…
YOSHIKI:メキシコシティが終わった時点で、ぼくはそのエージェントに電話してね、「ありがとう、あなたの言っていることは正しかった」と。彼も「やっと分かってくれたか」って(笑)。自分の見えていなかった自分の可能性をエージェントが引き出してくれたということだと思います。
──まだまだ自分では気付かないサプライズって、たくさんあるんですね。
YOSHIKI:これまで自分で自分をセルフプロデュースしてきた人間なので、ある程度は自分のことをわかっていると思うんですけど、「自分の知らない部分を引き出された」という感覚が、ちょっと自分でも驚いているという。
──他の人がYOSHIKIから何かを引き出すというのは、稀有なことですか?
YOSHIKI:そうですね、もちろんXのデビュー当時にソニーの人たちとの会話とか、海外に行く時に色んな意見をもらったりしたことはあると思うんですけど、でも本当に10年に一回起こるような出来事のようで、自分でもびっくりしています。
──今回の世界ツアーは10カ国13公演が予定されていますが、いきなりSUGIZOがサプライズで登場(アメリカ・コスタメサ公演)したり、ToshIが「tears」をうたったり(サンフランシスコ公演)と、サプライズも飛び出しましたね。
YOSHIKI:いや、でもね、SUGIZOはたまたま近くにいたので(笑)。え?来ているの?じゃ、遊びに来たら?って感じだったんです。ToshiIに関しても、ちょうど久しぶりに海外でも…サンフランシスコ公演でも遊びに来たら?って言ったら、「あ、わかった」って。
──そんなノリなの?
YOSHIKI:そうなんです。曲も本番の数時間前に、こんな曲どう?って、打ち合わせしてポンと出ただけ。でも、SUGIZOもToshlも忙しい中、応援に来てくれてとても感謝しています。
──東京と大阪という日本公演ではどんなステージが期待できそうですか?
YOSHIKI:そうですね…、確かにX JAPANのコンサートとは確かに違うは違うんですけど、メキシコまで終わった今の感想は、「コンサートを終えた達成感としてはX JAPANと同じ」ですね。お客さんの熱狂度としては、メキシコなんかこれまでのX JAPANを超えてしまったくらい。最後、僕も叫んじゃったくらいで。さすがにダイブまではしませんでしたけど(笑)、でもダイブしてもおかしくないような状況になってしまいました。
──クラシカルでそんな盛り上がりを?
YOSHIKI:メキシコのファンの方はもう歌いまくってね。最初は戸惑ったんですけど「これもありだな」って思った。静かに聞いてもらうところは聞いてもらい、盛り上がってもらうところはとことん盛り上がればいい、そんなところを掴んだ気がします。
──なるほど。クラシカルでありながら、やっぱりロックだ。
YOSHIKI:あとね、X JAPANのコンサートと違って対話ができるんですよね。会場も2000~3000人キャパという小さな会場なので、会話をしながらコンサートを進めていける。
──ピアニストYOSHIKIの裏でドラマーYOSHIKIがウズウズするみたいなことはありませんか?
YOSHIKI:いや、「Anniversary」とか「アート・オブ・ライフ」とか、指が折れるんじゃないかくらいの感じで弾いているんで(笑)。多分そうとうアグレッシブにピアノを弾いていると思います。今回KAWAIのサポートを受けて、いつものクリスタルピアノじゃなくてコンサートグランドというクラシックコンサート用のピアノで勝負しています。ストリングスはいま6人つれているんですけど、もしかしたらヨーロッパ編成は途中から7人編成に変えようかなとも思っています。モスクワ、ドイツ公演の後にパリでもう一回スタジオに入って、そこでひとりチェロを追加するかもしれない。実験なんですけど。もうちょっと中低音を厚くしようかなと。
──日本でのコンサートも楽しみですね。
YOSHIKI:そうですね。今回、X JAPANファンも来てくれていて心強いですけど、一方で、サンフランシスコ公演とかでは70歳前後の方もたくさんいらっしゃいましたし、クラシック関連の方も楽しんでくれたみたいで嬉しかったですよ。
──今回の経験が、X JAPANにもいい影響を与えそうですか?
YOSHIKI:1000%影響あると思います。X JAPANって押しだけで突き進んできたんですけど、引きの部分を今回学んでいるような気がします。X JAPANもライブではお客さんとのコミュニケーションは長けている方だとは自分では思っているんですけど、さらにもっとできるんじゃないかと。
──なるほど。
YOSHIKI:今回世界ツアーを立て続けに回っているという経験は、僕にとっても初めてなんです。これまでもヨーロッパに行っても数カ所を回って数ヶ月ブランクが空いて…というスケジュールだったので。今回のようなスケジュールでまわるのは、地道ですけど大事なことだと思っています。
──ハードなスケジュールのようですが。
YOSHIKI:朝、目覚めると「ここどこだっけ」って感じですけど(笑)。よくエージェントにも言われたんですけど、急にスーパースターになるようなことなんかなくて、このネットの時代でもツアーを重ねて、ちゃんと回っていくのが正しい道で決して近道なんかない、と。実感しますね。
──X JAPANのマディソン・スクエア・ガーデンでの公演に関しては、詳細を練るのはこれからですか?
YOSHIKI:いえいえ、もうやっています。マディソン・スクエア・ガーデンってブッキングする時点で、ステージセットから何から組んで提示しないといけないんです。その打ち合わせも行っています。
──そこから期待するのは、やはり日本でのX JAPANの公演の実現なんですが…
YOSHIKI:ああ、あると思います。
──まじですか?今年?
YOSHIKI:はい。ただ、決まってはいないんですけど。ブッキング中です。今年はいろんなことがいっぱいあると思います。
──ベストアルバムも出ますもんね。
YOSHIKI:そうですね。それも一昨日、日本で音源の方は完成しました。映像の方は引き続きスタッフが編集をしています。
──『THE WORLD~X JAPAN 初の全世界ベスト~』はリマスターされたことで、音は良くなりましたか?
YOSHIKI:かなり迫力がありますね。「JADE」のマスタリングをした時に、4人の有名なマスタリングエンジニアに同時に演ってもらってその中から一番いいものを選んだという贅沢なことをさせていただいたんですけど、その時に一番良かったスティーブン・マーカソンに今回のマスタリングを全てお願いしました。
──初回限定盤に同梱されるDVDは、編集の真最中なんですね。
YOSHIKI:まだ終わらないので、編集チームが僕のツアーを追っかけてきて作業を続けているという大変なことになっています(笑)。
──海外で大盛り上がりとなったX JAPAN世界ツアーの様子が観られるのは、楽しみですね。
YOSHIKI:そうですね。そういう意味では今回の<YOSHIKI CLASSICAL WORLD TOUR 2014>ツアーもビデオを回していますし、場所によっては大掛かりな撮影も行っているので、これも作品になるかもしれないです。
──X JAPANの活動とともに、YOSHIKI Clasicalの次の展開も期待されますね。
YOSHIKI:実は今現在、X JAPANのアルバムと同時に、『YOSHIKI CLASSICAL 2』の制作も始めていまして、何曲かはオーケストレーションのアレンジもしていますし、もう2~3ヶ月後には出るかもしれません。
──え?2~3ヶ月後? X JAPANのニューアルバムよりも先に?
YOSHIKI:ええ。出ちゃうかもしれないですね。
──それは凄い。
YOSHIKI:4月に、ロサンゼルスで『YOSHIKI CLASSICAL 2』用に「forever love」や「hero」など3本分のビデオも撮ってきたので。まだ編集は終わっていませんけど。
──それは楽しみですね。そしてX JAPANのニューアルバムも。…忘れていませんよね?
YOSHIKI:はい。そうですよね。でもこうやってアルバムを完成させるというクセをつければ(笑)。今までは、とりあえずレコーディングはするけど完成するという習慣がなかったので、そういうことで頑張ります。
──よろしくおねがいします(笑)。
YOSHIKI:みなさんがこうやって応援してくれているから、世界ツアーができているのだと思います。今は、東京と大阪公演に向けて、世界で奮闘しています。決して楽なことばかりではないですし、いろんなアクシデントも起こるんですが、頑張っています。日本公演もチケットが取れないという話も聞いていますけれど、次は会場を大きくするなり色々考えていきますので、待っていてください。今世界ツアーでも死ぬ気で頑張っていますが、この歳になって必至に頑張れるというのは本当にファンの皆さんの支えのお陰です。X JAPANもリーダーとして一生懸命頑張っていますので、そこは信じて欲しいです。僕自身X JAPANの大ファンだと思っているので。YOSHIKI、X JAPAN、他のメンバーの活動も応援してくれると嬉しいです。会える日を楽しみにしています。
取材・文:BARKS編集長 烏丸哲也
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ソロなのに終演後「X-ed」表示にしたり、ソロとXの区別がますます不安
まさか、ソロコンとソロアルバムで「Xの」ファンが納得するとか思ってないよね?と
自分のXファンとしてのスタートが「ToshIの声」だったからかも知れないですが