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RO69
● X JAPAN・hide、時空を超えた”ホログラフィックライブ”初日レポ! 22年越しの夢が涙の実現!
2015年10月23日、X JAPANのギタリスト・hideのホログラフィックライヴ「hide crystal project presents RADIOSITY」がDMM VR THEATERにて行われた。RO69では、この模様をライヴ写真とレポートでお届けする。
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世界初の”3DCGライブホログラフィック専用エンタテイメント劇場”として、横浜駅から徒歩5分ほどの場所に新しくオープンした「DMM VR THEATER」。その第一弾公演として、X JAPANのギタリストhideのホログラフィックライヴが10月23日より開催されている。「hide crystal project presents RADIOSITY」と題されたこの公演のコンセプトは、<hideの生きるガラスの世界と我々の生きる世界が繋がる>という世界観だ。それは初音ミクのコンサート形態を考案したチームが作り上げた最新のテクノロジーによって、2015年の横浜にhideがいるという、予想だにしなかった奇跡を起こすものだった。
定刻を20分ほど過ぎたころ、館内には、「通常のライヴと同じように、立ち上がり、歓声をあげてお楽しみください」と、アナウンスが流れ出した。キャパシティ400人弱の会場には、後ろ半分はスタンディングの自由席、前半分は指定席で、着席したままの鑑賞できるエリアになっていた。だが、オープニング映像が流れ出すと、すかさず指定席のお客さんも立ちあがり、期待を膨らませてhideの登場を待つ。1曲目から、いきなり“ROCKET DIVE”だった。トレードマークの真っ赤に染めた髪型に、チェックのジャケットとズボンを身にまとったhideがひとりステージに現われると、会場からは「hideー!」と熱い声援が飛んだ。続いて“ピンク スパイダー”。客席からは、入場時に配られたピンク色のサイリウムが、キャッチーなサビのフレーズに合わせて高く突き上がった。
「hide crystal project presents RADIOSITY」は、9月にショーの一部を公開する特別先行のプロローグ公演が行なわれたが、今回の本公演で目玉となったのは、ホログラフィックによるバンドメンバーの登場だ。ギター、ベース、ドラムが加わったバンド編成のステージ。その中央にhideが立ち、独特の動きで奔放に踊り歌い、臨場感のあるパフォーマンスを繰り広げる。そして衣装チェンジをし、テンガロンハットを被ったhideが再びステージに現れると、昨年生誕50周年を記念してリリースされた新曲“子 ギャル”が披露された。ウッ!ハッ!という声に合わせて、お客さんも一緒に踊り、会場が一体となる。
ライヴの終盤には、hideがひとりでオープニングを飾った“ROCKET DIVE”と“ピンク スパイダー”が、今度はバンドバージョンで披露された。マイクスタンドの前で回転して見せたり、ステージを右へ左へと移動しながら、よりアグレッシヴなパフォーマンスを繰り広げていくhide。まるで「もっと!」と煽るように、客席に視線を落としてのぞき込む表情もとてもリアルだ。そして、ラストナンバー“TELL ME”では、hideがハートをあしらったお馴染みの黄色いギターを掻き鳴らすと、その手元からはキラキラと輝く光の粒子が飛び散る。おそらく「通常のライヴ」ではありえない、とても幻想的な演出だった。およそ80分にわたり、全9曲(のべ11曲)を歌い切ったhideは、最後に「どうもありがとう!」と右手を高く上へ掲げると、次の瞬間にはスッとその場所から消え去っていた。
1993年、hideは以下のような予言めいたコメントを残していたという。「CGで完璧なヴィジュアルアーティストを作って、俺はいつのまにかフェイドアウトして、でも、hideって名前でやっていくの。いつのまにかすり替わってんの」と。まさかこの言葉が、20年以上の時を経て実現する日が来るとは。ホログラフィックライヴという、あたかもそこにアーティストが存在するかのような錯覚を作り出す技術によって、ひとつの夢が現実になったのだ。「hide crystal project presents RADIOSITY」は11月15日まで追加公演が決定している。ぜひ、時空を超えて引き継がれたhideの夢を体感してみてほしい。(秦理絵)
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ORICON STYLE
●hide最先端ライブにファン涙 22年前の構想実現
最新鋭の立体視映像表現技術を駆使し、あたかも舞台上に演者が存在するかのように見える世界初のライブホログラフィック専用の常設劇場『DMM VR THEATER』が、神奈川県横浜市にオープン。その第1弾コンテンツとして、X JAPANのギタリストでソロアーティストのhideを起用したホログラフィックライブ『hide crystal project presents RADIOSITY』の初日公演が23日、行われた。
9月に行われた“プロローグ”公演では、ショーの一部のみが公開されていたが、この日は完全版の本公演初日。ホログラフィックによるバンドに続いてhideがステージに現れると、会場は大歓声に包まれた。
代表曲「ピンク スパイダー」や「ROCKET DIVE」、2014年に“奇跡の新曲”として発表された「子 ギャル」や「ever free」など全9曲を披露。プロローグ公演を遥かにしのぐ圧巻のスケール感でパフォーマンスされ、ペンライトを振りながら泣き出すファンが続出した。
最先端9.1chサウンドシステムが採用され、臨場感あふれるサウンドにも観客は大興奮。縦横無尽にhideがステージを駆け回る奇跡の光景を目の当たりにし、ライブハウスさながらの熱狂ぶりとなった。
同劇場は、Zeppホールネットワーク、相鉄エージェンシー、DMM.futureworks、ローソンHMVエンタテイメントの4社からなるシアターVR有限責任事業組合が運営。「究極のフォトリアル」実現を目指して世界トップクラスの3DCG技術を使用し、拡大しても本物と見間違えるような肌の質感や髪の毛までCG上で実現した。
hideの動きの表現には「フェイシャルマッチング」と言われる技術を採用し、CGモデルの動きに合わせてキャプチャしたフェイスをマッチングすることで、複雑な表情の変化を表現している。
93年当時、hideが「CGで完璧なヴィジュアルアーティストを作って、俺はいつのまにかフェイドアウトして、でも、『hide』って名前でやっていくの。いつのまにかすり替わってんの。もちろん、音楽は俺が作るの」と話した構想が、22年の時を経て、ついに実現した。
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ナタリー
● hideのホログラフィックライブ本公演開幕、バンド従え「子 ギャル」“初演奏”
hideのホログラフィック映像を使った公演「hide crystal project presents RADIOSITY」が、本日10月23日に神奈川・DMM VR THEATERにて初日を迎えた。
「hide crystal project presents RADIOSITY」は9月11~27日に上演されたプロローグ公演「hide crystal project presents RADIOSITY -prologue-」の完全版。公演の幕が開くとプロローグでは登場しなかった4人のバンドメンバーのホログラフィック映像が出現し、彼らに続くようにホログラフィック化されたhideがステージ上に姿を現す。hideはバンドとともに「ピンク スパイダー」や「ROCKET DIVE」、さらにはVOCALOID技術を駆使して制作され、2014年12月に“新曲”として発表されたナンバー「子 ギャル」など、オーディエンスを前に披露されたことのなかった楽曲を含む全9曲を届けた。カラフルな照明や、グラフィック映像によって変化するステージセットの演出もライブの臨場感を盛り上げ、集まったファンはhideの歌声に合わせてピンク色のサイリウムを振りながら歓声を上げていた。公演は11月15日まで同所で実施される。
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ナタリー
●ホログラフィックhideが「TELL ME」など演奏
hideのホログラフィック映像を使った公演「hide crystal project presents RADIOSITY -prologue-」が9月11日に神奈川・DMM VR THEATERにてスタートした。
9月11日にグランドオープンしたDMM VR THEATERは最新鋭の技術によってリアルな3D映像を投影できるステージ機能を備えた劇場施設。「hide crystal project presents RADIOSITY -prologue-」は10月にスタートする公演「hide crystal project presents RADIOSITY」に先駆けて上演されるもので、9月27日まで全42公演が予定されている。こちらの公演ではhideのホログラフィック映像で「ROCKET DIVE」「TELL ME」「ピンク スパイダー」など全6曲が披露される。初日公演では観客がピンク色のサイリウムを振ってライブさながらにホログラフィックのhideの姿を見つめ、中にはリアルにホログラフィック化されたhideの姿に感極まって涙を流すファンもいた。さらにプロローグ公演ではホログラフィックライブ実現に向けてのドキュメンタリー映像が上映され、観客は今回のプロジェクトに対するスタッフらの情熱を目の当たりにした。
なお10月にスタートする「hide crystal project presents RADIOSITY」の詳細スケジュールは追って発表される。
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