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excite MUSIC
● YOSHIKIとToshlの絆に涙…世界の音楽史に名を刻んだX JAPANのMSG公演を映画館で観た
ジョン・レノンやザ・ローリング・ストーンズら世界的スターが公演を行った音楽の聖地、アメリカはニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン。“世界で最も有名なアリーナ”としても知られるこの会場で本日12日午前9時(日本時間)、X JAPANがライヴを開催した。
X JAPANは9月30日と10月1日にMSG公演の前哨戦に位置づけられていた横浜アリーナ公演を23年ぶりに実施。本公演は一般発売から1秒でチケットが売り切れてしまい、大きな話題になったのは記憶に新しい。
筆者は10月1日の横アリ公演を取材のため拝見したのだが、リーダーのYOSHIKIと幼稚園の頃からの幼馴染のボーカリストToshlの脱退によるバンドの解散、HIDEとTAIJIの逝去など、様々な悲しみを背負ったX JAPANというバンドが、それを乗り越え、目の前のステージに立っていることの感動と喜びで涙が止まらず、「ニューヨークに行きたい! X JAPANのマジソン・スクエア・ガーデンでのライヴを世界中のファンと一緒に、この目で観たい!」と、居ても立っても居られなくなってしまった。
だが、そんな勢いにまかせて海外に行けるほど“海外なれ”していない私。方向音痴はひどいし、短大の英文科を出たはずなのに、その2年間などまるでなかったかのように英語が話せない。ていうか、前日から大阪にMINAMI WHEEL(420組以上のアーティストが大阪ミナミに大集結する、日本最大級のライヴショーケースフェスティバル)を観に行くんだった…。
そんな私にうってつけなのがライブ・ビューイング! 映画館だったら大音量&大型スクリーンで楽しめるし、何より、“ぼっち参戦”でも、同じX JAPANを愛する“同士(=運命共同体)”がそこにいるじゃないか!(WE ARE X!!) というわけで、チケットの一般発売日10月4日(土)にポチっと無事チケットをゲット。(千葉県民だけど)昨年、『hide ALIVE THE MOVIE -hide Indian Summer Special Limite Edition-』を観に来たTOHOシネマズ 六本木ヒルズに向かった。
会場は642名を収容する、同劇場でもっとも大きな“スクリーン7”。さぞにぎやかなことだろうと思ったものの、場内は不思議な静けさに包まれている。嵐の前の静けさとはこのことか…そう思いながら着席。周りを見渡すと、X JAPANのバンドTシャツに身を包んだファンたちが2本のペンライトを“X”の形にして手に持ち、スタンバっている。なんか緊張しちゃうな~。だって、音楽の聖地、マジソン・スクエア・ガーデンだもの。
祈るような気持ちで過ごし、開演時刻の9時。スクリーンの映像が切り替わり、マジソン・スクエア・ガーデンの会場内の様子が映し出された。“おぉぉぉぉ”という声が静かに劇場内に響き渡る。ストリングスによる「Forever Love」が流れ、SE「Miracle」へ。いよいよ【X JAPAN WORLD TOUR 2014 at Madison Square Garden】が始まるのだ! スクリーンに映った、ドラムセットを前に立つYOSHIKIの神々しい姿にさっそく涙腺を刺激される。カ、カッコいい…! ライブ・ビューイングありがとう!!
1曲目は「JADE」。Toshlの背後から客席を映すアングルになり、ステージ中央に設けられた花道の両サイドに炎が次々と勢いよくあがったのをとらえた。思わず映画館に歓声があがる。このアングルはライブ・ビューイングならでは! 千葉の市川から50分かけて来た甲斐があった~(そんなに遠くない)。
続いては「Rusty Nail」。<涙で明日が見えない>と歌われる同曲だが、メンバーの渾身のパフォーマンスに、こちらは早くも“涙でスクリーンが見えない”状態に。そして、六本木は早くも大合唱。TOHOシネマズ 六本木ヒルズと選択を迷った、TOHOシネマズ 市川コルトンプラザはどうかな!
「Silent Jealousy」では、ToshlがYOSHIKIの背後へ。ドラムを叩くYOSHIKIの後ろにToshlはただ立っていただけでなく、YOSHIKIの汗の光る背中にそっと手を添えていた。YOSHIKIもまた、Toshlの存在を背後に感じながらプレイしている。そんな何気ないやり取りや表情から二人の絆を感じさせるシーンをライブ・ビューイングのカメラは確実にとらえ、届けてくれた。
お待ちかねの「X」ではほとんどの人が席を立ち、“Xジャンプ”! 「X!」という声があがると共に、劇場の随所にペンライトの“X”が躍った。スクリーンの向こうの盛り上がりもハンパないが、ここTOHOシネマズ 六本木ヒルズの一体感も相当のもの。Xジャンプしながら、「いいぞ! TOHOシネマズ 六本木ヒルズ!!」と、心の中でコール。しかし、映画館は人が飛ぶことを想定して作られてはいないはずだが、大丈夫だろうか(笑)。
さらなる声があがったのが、バラの花を手にした満身創痍のYOSHIKIが花道に登場し、「WE ARE X!!」と叫びながら客席にダイヴしたときのこと。スクリーンにマジソン・スクエア・ガーデンのパニックの様子が映し出されたが、スクリーンのこちらも大興奮! それにしても、美しい飛び込み姿だったなぁ…。カメラマン、グッジョブ!
そんな“暴れん坊将軍”のYOSHIKIがToshlをおんぶし、しばし走りまくったあと、二人して床に倒れこんだ姿にもぐっと来た。起き上がった二人が肩を組みながらステージに戻る際、YOSHIKIがToshlの肩をポンポンと2回叩いたのには、言葉にせずとも二人だけに通じる思いを感じた。
「X」の曲中のメンバー紹介で、ToshlはYOSHIKI、PATA、SUGIZO、HEATH、そしてHIDEとTAIJIの名前もコールした。誰もがステージに二人の姿を感じていた。7人でたどり着いた夢の舞台。世界の音楽史に名を刻んだX JAPANのマジソン・スクエア・ガーデン公演は、世界に挑む7人の戦闘態勢をはっきりと示したものだった。
(取材・文/田上知枝)
≪セットリスト≫
【X JAPAN WORLD TOUR 2014 at Magison Square Garden】
2014/10/11(土)19:00 開演
ニューヨーク Madison Square Garden (ニューヨーク州)
1. Miracle (INTRO)
2. JADE
3. Rusty Nail
4. Silent Jealousy
5. Beneath the Skin
6. PATA+HEATH SOLO
7. DRAIN
8. SUGIZO VIOLIN SOLO
9. 紅
10. HERO
11. Born To Be Free
<アンコール 1>
1. YOSHIKI PIANO SOLO
2. YOSHIKI DRUM SOLO
3. Forever Love
4. I.V.
5. X
<アンコール 2>
1. ENDLESS RAIN
2. ART OF LIFE(PIANO)
3. ART OF LIFE(BAND)
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デイリー
●X JAPAN MSGライブ
5人組ロックバンド・X JAPANが11日(日本時間12日)、米・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で初のコンサートを行った。MSGは2008年に公演を予定するも、中止となった念願の場所。リーダーのYOSHIKI(年齢非公表)は亡くなったメンバー2人の魂を胸に初めて立った“音楽の聖地”で、ファン1万5000人を熱狂させ、「We’ll be back(また戻ってくる)」と誓った。
悲願を“7人”で達成した。「Today,We are playing with TAIJI and HIDE in my heart(今日はTAIJIとHIDEも心の中で一緒に演奏してるから)」。すべてのトークを英語でこなしたYOSHIKIは、今は亡き仲間を思い浮かべ、涙をこぼした。
ザ・ローリング・ストーンズやマイケル・ジャクソンといった、世界のスターが歌声を響かせてきたMSG。YOSHIKIにとっては、ロックに目覚めるきっかけとなった米バンド・キッスの復活公演を1996年に鑑賞して以降、目指してきた場所だった。
解散と再結成を経て、08年に同所での初公演が決まったが、自身の頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア悪化のために中止。しかし、あこがれ続けてきたステージを、幻のままで終わらせるわけにはいかなかった。
客席を埋めた1万5000人のうち、9割が現地のファン。ボーカルのToshl(48)は「NEW YORK,What’s up!?(調子はどうだ)」とあおって、「FOREVER LOVE」などのヒット曲をたたみかけた。米国歌をYOSHIKIがピアノ演奏すると、ニューヨーカーによる大合唱が会場を包み込んだ。
また戻ってくるから‐。誓いの言葉で3時間のパフォーマンスを締めくくったYOSHIKIは、終演後に次なる目標を掲げた。「これがゴールじゃないですから。素晴らしい一歩を世界の皆さんのおかげで踏み出せた。東京ドームでは(公演を)18回やったので、MSGでも10回くらいやりたいですね」。通過点と強調した夢舞台だが、日本のロック界に新たな歴史を刻み込んだことは確かだ。
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デイリー
●「X」タトゥーの熱烈米国人ファンも
会場にはX JAPANへの熱い思いを抱く米国人ファンが集結した。オクラホマ州のエイプリル・ケネディさん(40)は、左腕に『X』とタトゥーを入れた熱烈ファンで、「Toshlの声が甘くて癒やされる。音楽セラピーよ!!」と夢中。メリーランド州のマイケル・ハリスさん(26)は「ビジュアル系として始まった彼らは、日本のロックのパイオニアだと思う」と絶賛した。音楽仲間のB’z・松本孝弘(53)とGLAY・TAKURO(43)も歴史的ステージを見届けた
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