ToshI CONCERT - PRAY FOR THE STARS - Report.01

正直言って…さほど期待はしていないコンサートでした。

ちょっとしたカラオケ的なライブ。

もしくは良くてピアノの弾き語り？

まあ…最近は昔の曲も歌ってますし、

久々の「普通」のコンサートということで足を運んでみました。

 

 

率直な感想を述べると…。

 

 

素晴らしかった！！

本当に…本当に素晴らしかった…。

 

 

構成は、

ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・コントラバス

ドラムパーカッション・キーボードと、

かなり豪勢。

キーボードがいたので、そうは呼びにくいですけど、

プラグレス（アンプラグド）的なライブになっていました。

 

TOSHIもばっちりとスリーピース姿で登場。

冒頭からストリングスをフィーチャーしての

「星空のネプチューン」から「Cherry Blossom」

TOSHIの美声とプラグレスの演奏に聞き入ってしまいました。

 

TOSHI「昔の曲をやります。みんながまだ１０代だったころ…（周囲を見回し）２０代？３０代？」

 

などとTOSHIらしいドSトークから

「HANA～いのちの芽生え～」「GRACE」

珍しくマイクスタンドで歌っていたのですが、

最後では会場にマイクを向け…。

（ご…ごめん…覚えてなくて歌えない…苦笑）

 

メンバー紹介などでは更にTOSHI節がさく裂。

どうも野々村議員のモノマネにはまっているようですね（笑）

耳に手を当てたり、手で隠して水を飲んだり（笑）

若いメンバーを紹介しながら、名前がかっこいい～と言ってました。

 

TOSHI「としみつだぜ？」

 

と、自虐的にも（笑）

佳○さんの紹介の時には、

 

TOSHI「みんなの好きな佳（ヨシ）です。」

 

なんて紹介もしていましたね。

 

そして、ここからはカバー曲へと。

「New York State Of Mind」「Fly Me to the Moon」

「Nella Fantasia」

 

この３曲はCRYSTAL ROCK NIGHTでもやっていますね。

「Fly Me to the Moon」ではファンを含めて裏打ち取りの練習（笑）

TOSHIがコミカルな演出でファンにリズムの取り方を教えてくれたり。

 

TOSHI「ジャジーな曲なんでね！日本人は苦手ですから…」

 

と。

 

「New York State Of Mind」は元々好きな曲だったので、

TOSHIで聴いてみたかったので嬉しかったです。

（これ昔もソロでやってましたよね）

圧巻だったのは「Fly Me to the Moon」

TOSHIってこういう歌も歌えるんだ～と。

ファルセトを多用したりとかなり高度な技術で歌っていました。

新しいTOSHI。ジャズやブルースも悪くないのかも。

 

 

そして。

 

 

TOSHI「インターミッションはありません！」

 

 

ってなわけで。

恒例（？）のプレゼントコーナーだそうです（笑）

サンフランシスコで購入してきた

サンフランシスコカルテットのポストカードなど。

YOSHIKIの物販の隣で売っていたので買ってきたそうです（苦笑）

 

TOSHI「よっぴーの物販買うわけにはいかないでしょ？」

 

と（笑）

 

席番の半券をTOSHIが引いて当選した人に。

 

TOSHI「僕にはイスがないの？疲れたよ～。」

 

と、スタッフに言ってましたけど、

結局用意されることはなかったですね（笑）

 

最後の商品TOSHIのサングラスは全員でジャンケン大会。

なかなか決まりませんでしたけど、

なんだかんだとTOSHIも楽しそうにやってたな～。

 

「未来をEYEしてる」では最後のコーラス部分を歌わせるのですが、

うーん。わからない…。そういえばもうダウンロード販売はしてるんですよね。

 

ここから、定番であるアレだそうです。

自分は初めてだったのでよくわかっていませんでしたけど、

TOSHIがちゃんとレクチャーしてくれました。

 

「ここにいきる」

 

「敬礼」や「行進」さらには「舞い上がる」

 

TOSHI「全然出来てないよ？舞い上がるはこうやるんだよ！」

 

と、「ふぅ～！！」と謎の奇声をあげて舞いあがてました（笑）

 

ファン「ふなっしー！！」

 

TOSHI「……危ない…やるところだったよ…」

 

面白いな…面白すぎる…。

てか、ここまで来るとこっちもなかなか恥ずかしいぞ（笑）

これが羞恥的ドSか…。

 

CDではアレでしたけど、

パーカッションとストリングスの入った

「ここにいきる」はなかなかの迫力がありましたね。

 

 

そしてここからXの曲たちを。

 

 

「CRUCIFY MY LOVE」「Tears」

これは本当に素晴らしかったです。

 

ピアノとストリングスの入った

「CRUCIFY MY LOVE」を生で聴いたことあります？

自分の記憶の中ではどこでも演奏されていないんじゃないかな…。

自分は残念ながらよく知らないのですが、

ピアニストの人が凄く良いんです。

完全に完全コピー（日本語おかしいですが）

CDと同じようにストリングスから始まる。

最後までほぼ完コピで演奏されました。

そこにTOSHIの歌声が乗るわけです。

（少しTOSHIは苦しそうでしたけど）

それでもこれだけ完璧な「CRUCIFY MY LOVE」は

Xのコンサートでも聞いたことがないかも…。

 

そして「Tears」

ワンフレーズではなく、これも完コピです。

ギターソロなどはヴァイオリンとチェロで演奏。

TOSHIの歌声はもちろん。

後奏のYOSHIKI語り部分もストリングスで再現。

鳥肌立ちました…。

 

 

YOSHIKIのクラシカルコンサートも個人的には良かったんです。

ただ…やはりTOSHIなんだな～と…。

TOSHIが歌い上げればXになってしまうんだ。と。

YOSHIKI+Ketieの「Tears」ではダメでも、

TOSHI+αの「Tears」でXになってしまうんだ…。

感動はもちろんでしたけど、

ある意味ショックもありましたね…。

それと何が良かったかと言えば、

しっかりと原曲の良さを崩さないでくれたこと。

短くカットしないで、ちゃんと歌い上げてくれたこと。

１曲の世界観を守ってくれたこと…ですね。

 

 

そしてここで本編終了。