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ナタリー
X JAPANのライブDVD「THE LAST LIVE 完全版」がリリースされた。これは1997年12月31日に東京ドームで行われたライブの模様を完全収録した映像作品。伝説として語り継がれている解散ライブの模様を、余すところなく味わうことができる。
ナタリーではこのDVDの発売を記念し、来日中のYOSHIKI(Dr, Piano)にインタビューを敢行。2007年10月にX JAPANの再始動を果たして以降、精力的な活動を続け、先日ワールドツアーを終えたばかりの彼に、さまざまな話を訊いた。
常に「もう明日はない」という気持ち
──ワールドツアーの大成功、おめでとうございます。
ありがとうございます。
──体調はいかがですか?
ちょっと無理しすぎたんで、これからアメリカに戻って検査入院ですね。多分大丈夫だと思うけど。
──激しいツアーでしたからね。
2年ちょっと前に首を手術したんですけど、そのときからこの3本の指(左手の中指、薬指、小指)がしびれちゃってて、それが治ってないんですね。だから今でもしびれをとる薬を飲んでて。医者には「もうドラムは止めろ」って言われてるんで、最初はやっぱりセーブしようと思ってて、でもコンサートが始まっちゃうと、もうどうにでもなれっていうか。
──熱くなってしまう?
「もう明日はない」くらいの気持ちでずっとやり続けてきてますからね。先のことを考えてセーブしたくない。本当に毎回真剣勝負です。
未来によって過去は変えられる
──そんな中「THE LAST LIVE 完全版」のDVDがリリースされました。YOSHIKIさんご自身もあのライブの映像を観るのは久しぶりだったのでは?
そうですね。普通はDVDとかってコンサートが終わってすぐ出すものだと思うんですけど、でも当時は映像を観ることができなくて、2年後くらいにレコード会社の社長さんに「出したほうがいいです」って言われて、がんばって編集を始めたんですけど、そのときは最後までたどりつかなかった。「ENDLESS RAIN」までが限界だったんですね。もう泣きながらずっと観てて。でも10数年の月日が経って、今このワールドツアーを回っている中で、過去にちゃんと向き合った上で、未来に向かおうって思えるようになったんです。やっぱりラストライブっていうのはすごく大事な区切りだったんで。
──そう思えるようになったきっかけは?
やっぱり今の活動があるから過去に向き合えるようになったんですよね。あの頃はもう絶望的な気持ちだったし、ラストライブは悲しみと苦しみの中で、すべての終わりとして行われたから。特にそのあとHIDEが亡くなってしまったときには、もうX JAPANの再始動なんて絶対ないと思ってた。自分はもうプロデューサーや作曲家の道にいこうと思ってましたし、アーティストとしてこうやってまたパフォーマンスすること自体、あんまり考えられなかった。そういう時期がずっと長く続いていたんです。
──でも今、X JAPANで本格的な活動を再開させているわけですよね。
夢のようなことだと思ってます。
──しかも当時は果たせなかった世界進出が現実のものになっている。
そうですね。あのときは世界進出を成し遂げられないまま終わってしまったっていう悔しさがあって。自分の人生で初めて挫折した瞬間でした。僕がいつも思ってるのは、失敗っていうのはあきらめた時点で失敗であって、あきらめなければ失敗にならないんですね。でもラストライブをするということは、成し遂げないまま終わるということですから、「ああ、できなかったんだ」って。
──その悔しさをずっと抱え続けてきたわけですね。
そう。でもこの10数年の月日を経て、今また世界に向かうことができているんです。僕は昔何かのインタビューで「未来によって過去は変えられる」って言ったことがあるんです。今この現在がなかったら、あれは悲しい過去のままだった。でも今は前に進んでるから、あのラストライブも通過地点だったと思えるんです。ピリオドじゃなくて、カンマみたいなものだったんだって。
──そう考えると不思議ですね。あのときできなかったことが、今は自然な形で実現している。
本当に毎日起きるたびに自分は夢を見ているんじゃないかって思います。自分は幸せな人生を送ってるんだなって。解散してからの10年くらいの間にネットが著しく進化して、X JAPANの音楽がYouTubeで広まっていったり、ほかのヴィジュアル系バンドが活躍することでヴィジュアル系自体が世界に広まっていたり。そして気付いたら世界中にX JAPANのファンが増えてたんですよね。
──X JAPANがあの当時撒いていた種がどんどん広がっていったんですね。
「音楽は国境も年齢も人種もすべてを超えていく」って、昔偉そうに言ってたことがあるんですけど、それが今現実になっていて自分でもびっくりしてます。ラストライブのときに自分は一回死んだと思ってたけど、今はファンの人たちの思いで生かされてる。そういう気持ちで生きているので、逆に怖いものがなくなっちゃいましたね。
やっぱりサビは「紅に染まった」って歌うべき
──ワールドツアーはどの国も大盛況でしたが、X JAPANはなぜ海外のファンにこんなに支持されてるんだと思いますか?
月並みかもしれませんけど、やっぱり努力は必ず報われるっていうか、いつも真剣に音楽に向き合ってきたからじゃないですかね。本当に伝えたい音楽を気持ちを込めて作る。あとライブも、ノルマをこなすようにやったライブはひとつもなくて、すべてに全身全霊を込めてきた。もちろん戦略的に考えてる自分もいますけど、最終的にはいかに純粋に音楽に打ち込むか。それが人の心を打って、時代の壁も人種の壁も超えられるんだと思ってます。
──音楽性についてはどうですか? X JAPANの音楽にはどこか日本的な情緒とか、わびさびみたいなものがあって、そこが海外の人に強く支持されている面もあるのかな、と思うんですが。
僕もすごくそう思います。洋楽の影響を思いっきり受けて、同時に日本の音楽の影響も受けて、その両方を自然に混ぜたものがX JAPANだと思うんですよ。僕は日本のポップスもクラシックもいっぱい聴いてきたし、もちろん洋楽のハードロックもパンクロックもヘヴィメタルも全部聴いてきて、それを一回自分の中に入れて、結果出てきたのがX JAPANの音楽で、それが逆に洋楽ファンから新しいって言われますよね。
──そういえばワールドツアーでは日本語と英語の歌詞を混ぜているそうですね。
最初、北米ツアーのスタートは全部英語の歌詞で始めたんです。でも途中から「この曲はやっぱり日本語のほうがいいんじゃないか」って話になって。例えば「紅」っていう曲があるんですけど、北米ツアーの途中で、やっぱりサビは「紅に染まった」って歌うべきだっていうのでそこは日本語にしたり、「Rasty Nail」はニューアルバムには多分全部英語バージョンで入ると思うんですけど、北米ツアーの後半ではわざと部分的に日本語を入れてみたり。
──面白いですね。
僕らが洋楽が好きで英語を一生懸命勉強して歌ったように、海外の人たちが日本語を勉強してサビを一緒に歌ってくれるんです。
──そういった日本的な要素は、X JAPANのひとつの芯になっている気がします。
「紅に染まったこの俺を」だからね(笑)。どこをとっても日本ですね。
解散前は何か大切なものを忘れてしまっていた
──再結成してから4年が経ちますが、復活後のX JAPANはLOLLAPALOOZAやSUMMER SONIC、a-nationといったフェスにも出演していますよね。90年代は対バンやイベント出演をほとんどせず、孤高のバンドというイメージが強かったんですが。どういう心境の変化があったんでしょうか?
一言で言うと、初心に返ることができたんだと思います。今回の海外ツアーもそうなんですけど、極端に言えば、お客さんがいてくれれば自分たちは電球1個のステージでもやるんだっていう意識でいるんです。やはりこれだけたくさんの国を回ってると、うまくいかないことがいっぱいあるんですよ。機材が届かなかったりとか、電源が間に合わなくて発電機使ってやんなきゃいけないとか、楽屋がないとか。
──日本では考えられない状況ですね。
昔、ラストライブ前のX JAPANは東京ドームしかやってなかったんです。毎年東京ドームしかやってなくて、極端な話、楽屋に入ったらフランス料理のコースが用意されてる、みたいな(笑)。足を机の上に乗っければ誰かがブーツを履かせてくれる。ドラムセットが3台用意されてて1個壊したらまた次が出てくる。そういうところまで行っちゃってたんです。
──なるほど。
メンバー同士の会話も、その間にマネージャーがいてそれぞれマネージャーを通して伝える、みたいなことになってて。でも俺たち目の前にいるじゃん、って。そういう状況の中で、気付いたら何か大切なものを忘れていた気がするんです。自分たちが音楽をやれる環境にいて、それがいかに幸せかっていうことを。
──渦中にいるときは気付かないものなんですね。
一旦バンドを解散して、ToshIとも一回離れて、その10年間の空白の中で自分の置かれていた状況のありがたさがわかったんです。北米ツアーの前にLOLLAPALOOZAに出たんですけど、イベントだし当日リハーサルとかないんですよ。ぶっつけ本番。出番前に自分でドラムをチェックして、演奏中も壊れちゃって直しながらやらなきゃいけない(笑)。そんなのから始まって、北米ツアー中もトラブルが次から次へと起きて、やってるうちに初心に返れた気がして。昔ライブハウスを回ってたときは、当時免許証持ってるのが俺とHIDEしかいなかったんで、いつも俺かHIDEが運転してたんですよ。自分たちで運転して機材も自分たちで運んでた、その頃の気持ちに今やっと戻れたんですよね。
──その流れの中で国内の大型フェスへの出演もありましたが。
サマソニに出たのも、僕が呼ばれた知人のディナーの席にサマソニの関係者の人がたまたま来てて、そこで「今度サマソニとか出てみたいんですよね」って言ったら「本当に出ます?」「出ます出ます」みたいな。それで今回実現したんです。フェスはいいですね。アウェイ的な雰囲気もX JAPANには結構似合ってると思うし、初めて観た人を魅了してファンにしようっていう、昔はいつもそういう感覚だったんで、そういうのを今楽しみながらやってる感じです。
世界市場では新人バンドですから
──特に90年代の後半は、X JAPAN自体が巨大なプロジェクトになっていましたが、その時代と比べると、今はフットワーク軽く活動している印象がありますね。
海外だと当然「あんたたち誰?」みたいに言われることもありますからね。場合によってはプライドとかズタズタにされるわけです。それでも前に進んでいきたいと思ったら、やはり初心に返るしかない。世界市場で考えれば、まあ新人バンドですからね。
──以前のX JAPANと復活後のX JAPANで、メンバー間の関係性は変わりましたか?
まあ、そうですね。海外ツアーを回ってると、一緒にいる時間がすごく多いんです。必要最小限のスタッフで動いてるんで、メンバー同士の距離が近まるんですよね。ツアーバスで一緒にお酒を飲んだりとか。バンドらしくなってきてますね。
──じゃあ今後の活動にも期待できそうですね。
再結成して最初に東京ドーム3DAYSをやったときは、X JAPANがこの先続いていくのか、そのときだけのものなのか、まだわからなかったんですよね。ラストライブが強烈すぎて痛みしかなかったんで、ちゃんと再結成をして有終の美を飾る、ピリオドを打つのが目的だったところもあって。でもやっぱりやるからには同窓会みたいなライブはしたくないし、常に進化していきたい。だから今回のツアーも新曲と昔の曲を50%ずつにして、今のX JAPANを観てほしい、再結成前のX JAPANに負けたくないって思いながらやってます。
ニューアルバムはほとんど完成している
──ところでニューアルバムの制作は順調ですか?
本当はヨーロッパツアー前に完成させようと思ってたんですけど(笑)。
──では、今はほぼ完成に近い感じでしょうか?
はい。もうボーカル録りは終わってますし、ドラム録りもほとんど終わってる。ただもう1曲入れたいなと思って、そこで悩んじゃってるんですけど、基本的にはできてます。
──どんな内容になりますか?
新曲と旧曲が入り乱れてる感じで。今現在考えられる最高のX JAPANをこのアルバムで出したいんですよね。海外だと新人バンドですし「これがX JAPANだ」っていう名刺になるようなアルバムに。
──旧曲は英語バージョンで収録されるんですか?
北米ツアー前は100%英語にしちゃおうと思ってたんですよ。でもツアーの途中で、これは意図的に日本語を入れたほうがいいだろうって。とはいっても日本語が2割を超えることはないと思うんですけど。
──まだ我々が聴いたことのない新曲もあるわけですよね。
ありますね。今のX JAPANを感じてもらえると思います。
──発売はいつ頃になりそうですか?
明日出せって言われたら今できてる曲だけで出しちゃうこともできるんですけど……。
──あと1曲が決まらない?
そうですね。あとはアルバムの意味っていうのがここ数年で変わってきてると思うんです。今これだけ配信がメインの時代になって、どのようにアルバムのコンセプトを伝えるべきなのか、そもそも「アルバムって重要なの?」って思ったりもして。そのあたりでちょっと悩んでる部分はありますね。
英語詞にあえて日本語のアクセントを取り入れる
──レコーディングは長期間に及んでいますが、実際何にそんなに時間がかかっているんですか?
まあ、自分でもどこかで区切りをつけなければいけないと思うんですけどね(笑)。具体的には、例えば「JADE」という曲をこの前配信しましたけど、そのあとにマスタリングを世界のトップと言われてる4人にやってもらったんですよ。
──え、じゃあ完成形が4パターンある?
その中から一番いいものを選ぼうってことですね。あと自分のスタジオでいつでも最高のレコーディングができる環境があるっていうのが実は逆に良くなかったかも(笑)。機材が多いからチョイスに時間がかかるっていうのもあるし。
──贅沢な悩みですね(笑)。
まあ、でも昔から時間がかかるバンドなんですよね。1つひとつの部分を細かく見すぎちゃうんです。気付くと全体像が見えなくなって、あとから全体像が見えたら「やっぱりもう一回やり直そう」って。ボーカルも今回は英語がメインなんで、ToshIも発音がんばってくれてるんですけど、かと言って僕らはアメリカ人ではないんで、多少日本語っぽい発音も取り入れるべきだっていうことで、ずっとチョイスを続けていたり。
──あえて日本語っぽい発音に?
そうですね。単純にきれいな英語にはしないで、この部分にわざと日本語のアクセントをつけてみようとか。
90年代は壊す壁が見えなくなっていた
──再結成後、音楽性に変化はありますか?
意識的に変えようっていうのはないですけど、とにかく自分ができる最高の曲を書こうと思ってて。自分の心を打たない曲が人の心を打てるわけがない。自分が聴いて感動する曲を書こうと思っています。
──X JAPANのリーダーはYOSHIKIさんですが、実は楽曲にはメンバーそれぞれの個性も色濃く出ていますよね。SUGIZOさんの加入がサウンドに与えた影響はありますか?
そうですね、彼はバイオリンも弾くし、広がったっていうのはありますね。「JADE」のソロとかもSUGIZOに何パターンか弾いてもらったり、音色にしても「このへんに好きなノイズを入れてみて」って言ってあとで選ぶっていう。
──やっぱりバンドですね。
うん、ギターにしてもベースにしても音作りは基本的にまかせてます。でも僕の指示も細かいですけどね(笑)。
──お話を伺っていると、今のYOSHIKIさんはすごく楽しそうに見えるんですけど。
そうですね。やはり世界に向かってるっていうのがあるから、どんな苦しいことも前向きに考えられるんだと思います。
──解散前にあった悲壮感みたいなものが今はずいぶん薄れて、明るく楽しい部分が出てきているように感じます。
あの頃はインタビューとかでも「もうX JAPANなんてバンドじゃない」なんて平気で言ってましたからね。
──今はそうは思わない?
意識的にバンドにしようとしてますよね。そうじゃないといいステージはできないし。
──やはりYOSHIKIさんの内面で何かが変わったんでしょうね。
例えば壁っていうものがあるとして、僕は壁を超えたり壊したりするときにすごく闘争心が湧くんですね。ただ、あの90年代の頃は壊す壁が見えなくなっていた。何をどう闘えばいいのかわからなくなってしまった感じがあったんです。でも今は、壁が高かろうが厚かろうが、それを何がなんでも壊していくんだって思える。目標が見えてるっていうのは大きいですね。
基本は病院かスタジオで過ごしている
──ところでYOSHIKIさんは今、毎日をどんな感じで過ごしているんですか? YOSHIKIさんの平均的な1日が気になるんですが。
ここんところはツアー回ってたし、もう無茶苦茶ですよね。基本的に不眠症なんで、めったに寝られなくて、だいたい2日に1回くらいしか寝ないんですけど。
──え、2日に1回?
はい。だからアメリカでも4人アシスタントがいて、僕が起きてる時間を常にカバーできるようになってます。夜とか昼とかあんまり関係ないんで、深夜の2時にスタジオ入って作業してたり。医者は「良くない」って言いますけど。
──そうでしょうね(笑)。今は基本的にロサンゼルスで過ごしているんですか?
住民票が向こうにありますからね。でもこれからはもっとヨーロッパとかアジアとかの比率を増やしていきたいな。
──ツアー中がない時期、起きてる時間は主に何をしているんですか?
基本的には医者に行ってるかレコーディングしてるかですね。結構体が弱かったりするんで、1週間に1回くらい点滴打ってもらって。あとはいつもスタジオにいます。
──趣味みたいなものは……?
昔はクルマが好きだったんですけどね。今はなんだろう……。あ、世界ツアーを回って、語学がやりたくなって、今はフランス語をずっと勉強してます。最近ではスペイン語とか中国語とかも。
──時間がいくらあっても足りないですね。
でも語学をやってるときって、ほかのこと考えなくていいじゃないですか。頭の中をそっちに集中できるんで楽なんですよね。何もない状態だとレコーディングのこととかツアーのこととか考えて疲れちゃうんですけど、語学をやってるときは落ち着くんです。
──では新しいアルバム、楽しみにしてます。そのあとはまたライブも?
そうですね。今度はアルバムを引っさげてっていう感じになると思います。
x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x
ナタリー
X JAPANのライブDVD「THE LAST LIVE 完全版」がリリースされた。これは1997年12月31日に東京ドームで行われたライブの模様を完全収録した映像作品。伝説として語り継がれている解散ライブの模様を、余すところなく味わうことができる。
ナタリーではこのDVDの発売を記念し、来日中のYOSHIKI(Dr, Piano)にインタビューを敢行。2007年10月にX JAPANの再始動を果たして以降、精力的な活動を続け、先日ワールドツアーを終えたばかりの彼に、さまざまな話を訊いた。
常に「もう明日はない」という気持ち
──ワールドツアーの大成功、おめでとうございます。
ありがとうございます。
──体調はいかがですか?
ちょっと無理しすぎたんで、これからアメリカに戻って検査入院ですね。多分大丈夫だと思うけど。
──激しいツアーでしたからね。
2年ちょっと前に首を手術したんですけど、そのときからこの3本の指(左手の中指、薬指、小指)がしびれちゃってて、それが治ってないんですね。だから今でもしびれをとる薬を飲んでて。医者には「もうドラムは止めろ」って言われてるんで、最初はやっぱりセーブしようと思ってて、でもコンサートが始まっちゃうと、もうどうにでもなれっていうか。
──熱くなってしまう?
「もう明日はない」くらいの気持ちでずっとやり続けてきてますからね。先のことを考えてセーブしたくない。本当に毎回真剣勝負です。
未来によって過去は変えられる
──そんな中「THE LAST LIVE 完全版」のDVDがリリースされました。YOSHIKIさんご自身もあのライブの映像を観るのは久しぶりだったのでは?
そうですね。普通はDVDとかってコンサートが終わってすぐ出すものだと思うんですけど、でも当時は映像を観ることができなくて、2年後くらいにレコード会社の社長さんに「出したほうがいいです」って言われて、がんばって編集を始めたんですけど、そのときは最後までたどりつかなかった。「ENDLESS RAIN」までが限界だったんですね。もう泣きながらずっと観てて。でも10数年の月日が経って、今このワールドツアーを回っている中で、過去にちゃんと向き合った上で、未来に向かおうって思えるようになったんです。やっぱりラストライブっていうのはすごく大事な区切りだったんで。
──そう思えるようになったきっかけは?
やっぱり今の活動があるから過去に向き合えるようになったんですよね。あの頃はもう絶望的な気持ちだったし、ラストライブは悲しみと苦しみの中で、すべての終わりとして行われたから。特にそのあとHIDEが亡くなってしまったときには、もうX JAPANの再始動なんて絶対ないと思ってた。自分はもうプロデューサーや作曲家の道にいこうと思ってましたし、アーティストとしてこうやってまたパフォーマンスすること自体、あんまり考えられなかった。そういう時期がずっと長く続いていたんです。
──でも今、X JAPANで本格的な活動を再開させているわけですよね。
夢のようなことだと思ってます。
──しかも当時は果たせなかった世界進出が現実のものになっている。
そうですね。あのときは世界進出を成し遂げられないまま終わってしまったっていう悔しさがあって。自分の人生で初めて挫折した瞬間でした。僕がいつも思ってるのは、失敗っていうのはあきらめた時点で失敗であって、あきらめなければ失敗にならないんですね。でもラストライブをするということは、成し遂げないまま終わるということですから、「ああ、できなかったんだ」って。
──その悔しさをずっと抱え続けてきたわけですね。
そう。でもこの10数年の月日を経て、今また世界に向かうことができているんです。僕は昔何かのインタビューで「未来によって過去は変えられる」って言ったことがあるんです。今この現在がなかったら、あれは悲しい過去のままだった。でも今は前に進んでるから、あのラストライブも通過地点だったと思えるんです。ピリオドじゃなくて、カンマみたいなものだったんだって。
──そう考えると不思議ですね。あのときできなかったことが、今は自然な形で実現している。
本当に毎日起きるたびに自分は夢を見ているんじゃないかって思います。自分は幸せな人生を送ってるんだなって。解散してからの10年くらいの間にネットが著しく進化して、X JAPANの音楽がYouTubeで広まっていったり、ほかのヴィジュアル系バンドが活躍することでヴィジュアル系自体が世界に広まっていたり。そして気付いたら世界中にX JAPANのファンが増えてたんですよね。
──X JAPANがあの当時撒いていた種がどんどん広がっていったんですね。
「音楽は国境も年齢も人種もすべてを超えていく」って、昔偉そうに言ってたことがあるんですけど、それが今現実になっていて自分でもびっくりしてます。ラストライブのときに自分は一回死んだと思ってたけど、今はファンの人たちの思いで生かされてる。そういう気持ちで生きているので、逆に怖いものがなくなっちゃいましたね。
やっぱりサビは「紅に染まった」って歌うべき
──ワールドツアーはどの国も大盛況でしたが、X JAPANはなぜ海外のファンにこんなに支持されてるんだと思いますか?
月並みかもしれませんけど、やっぱり努力は必ず報われるっていうか、いつも真剣に音楽に向き合ってきたからじゃないですかね。本当に伝えたい音楽を気持ちを込めて作る。あとライブも、ノルマをこなすようにやったライブはひとつもなくて、すべてに全身全霊を込めてきた。もちろん戦略的に考えてる自分もいますけど、最終的にはいかに純粋に音楽に打ち込むか。それが人の心を打って、時代の壁も人種の壁も超えられるんだと思ってます。
──音楽性についてはどうですか? X JAPANの音楽にはどこか日本的な情緒とか、わびさびみたいなものがあって、そこが海外の人に強く支持されている面もあるのかな、と思うんですが。
僕もすごくそう思います。洋楽の影響を思いっきり受けて、同時に日本の音楽の影響も受けて、その両方を自然に混ぜたものがX JAPANだと思うんですよ。僕は日本のポップスもクラシックもいっぱい聴いてきたし、もちろん洋楽のハードロックもパンクロックもヘヴィメタルも全部聴いてきて、それを一回自分の中に入れて、結果出てきたのがX JAPANの音楽で、それが逆に洋楽ファンから新しいって言われますよね。
──そういえばワールドツアーでは日本語と英語の歌詞を混ぜているそうですね。
最初、北米ツアーのスタートは全部英語の歌詞で始めたんです。でも途中から「この曲はやっぱり日本語のほうがいいんじゃないか」って話になって。例えば「紅」っていう曲があるんですけど、北米ツアーの途中で、やっぱりサビは「紅に染まった」って歌うべきだっていうのでそこは日本語にしたり、「Rasty Nail」はニューアルバムには多分全部英語バージョンで入ると思うんですけど、北米ツアーの後半ではわざと部分的に日本語を入れてみたり。
──面白いですね。
僕らが洋楽が好きで英語を一生懸命勉強して歌ったように、海外の人たちが日本語を勉強してサビを一緒に歌ってくれるんです。
──そういった日本的な要素は、X JAPANのひとつの芯になっている気がします。
「紅に染まったこの俺を」だからね(笑)。どこをとっても日本ですね。
解散前は何か大切なものを忘れてしまっていた
──再結成してから4年が経ちますが、復活後のX JAPANはLOLLAPALOOZAやSUMMER SONIC、a-nationといったフェスにも出演していますよね。90年代は対バンやイベント出演をほとんどせず、孤高のバンドというイメージが強かったんですが。どういう心境の変化があったんでしょうか?
一言で言うと、初心に返ることができたんだと思います。今回の海外ツアーもそうなんですけど、極端に言えば、お客さんがいてくれれば自分たちは電球1個のステージでもやるんだっていう意識でいるんです。やはりこれだけたくさんの国を回ってると、うまくいかないことがいっぱいあるんですよ。機材が届かなかったりとか、電源が間に合わなくて発電機使ってやんなきゃいけないとか、楽屋がないとか。
──日本では考えられない状況ですね。
昔、ラストライブ前のX JAPANは東京ドームしかやってなかったんです。毎年東京ドームしかやってなくて、極端な話、楽屋に入ったらフランス料理のコースが用意されてる、みたいな(笑)。足を机の上に乗っければ誰かがブーツを履かせてくれる。ドラムセットが3台用意されてて1個壊したらまた次が出てくる。そういうところまで行っちゃってたんです。
──なるほど。
メンバー同士の会話も、その間にマネージャーがいてそれぞれマネージャーを通して伝える、みたいなことになってて。でも俺たち目の前にいるじゃん、って。そういう状況の中で、気付いたら何か大切なものを忘れていた気がするんです。自分たちが音楽をやれる環境にいて、それがいかに幸せかっていうことを。
──渦中にいるときは気付かないものなんですね。
一旦バンドを解散して、ToshIとも一回離れて、その10年間の空白の中で自分の置かれていた状況のありがたさがわかったんです。北米ツアーの前にLOLLAPALOOZAに出たんですけど、イベントだし当日リハーサルとかないんですよ。ぶっつけ本番。出番前に自分でドラムをチェックして、演奏中も壊れちゃって直しながらやらなきゃいけない(笑)。そんなのから始まって、北米ツアー中もトラブルが次から次へと起きて、やってるうちに初心に返れた気がして。昔ライブハウスを回ってたときは、当時免許証持ってるのが俺とHIDEしかいなかったんで、いつも俺かHIDEが運転してたんですよ。自分たちで運転して機材も自分たちで運んでた、その頃の気持ちに今やっと戻れたんですよね。
──その流れの中で国内の大型フェスへの出演もありましたが。
サマソニに出たのも、僕が呼ばれた知人のディナーの席にサマソニの関係者の人がたまたま来てて、そこで「今度サマソニとか出てみたいんですよね」って言ったら「本当に出ます?」「出ます出ます」みたいな。それで今回実現したんです。フェスはいいですね。アウェイ的な雰囲気もX JAPANには結構似合ってると思うし、初めて観た人を魅了してファンにしようっていう、昔はいつもそういう感覚だったんで、そういうのを今楽しみながらやってる感じです。
世界市場では新人バンドですから
──特に90年代の後半は、X JAPAN自体が巨大なプロジェクトになっていましたが、その時代と比べると、今はフットワーク軽く活動している印象がありますね。
海外だと当然「あんたたち誰?」みたいに言われることもありますからね。場合によってはプライドとかズタズタにされるわけです。それでも前に進んでいきたいと思ったら、やはり初心に返るしかない。世界市場で考えれば、まあ新人バンドですからね。
──以前のX JAPANと復活後のX JAPANで、メンバー間の関係性は変わりましたか?
まあ、そうですね。海外ツアーを回ってると、一緒にいる時間がすごく多いんです。必要最小限のスタッフで動いてるんで、メンバー同士の距離が近まるんですよね。ツアーバスで一緒にお酒を飲んだりとか。バンドらしくなってきてますね。
──じゃあ今後の活動にも期待できそうですね。
再結成して最初に東京ドーム3DAYSをやったときは、X JAPANがこの先続いていくのか、そのときだけのものなのか、まだわからなかったんですよね。ラストライブが強烈すぎて痛みしかなかったんで、ちゃんと再結成をして有終の美を飾る、ピリオドを打つのが目的だったところもあって。でもやっぱりやるからには同窓会みたいなライブはしたくないし、常に進化していきたい。だから今回のツアーも新曲と昔の曲を50%ずつにして、今のX JAPANを観てほしい、再結成前のX JAPANに負けたくないって思いながらやってます。
ニューアルバムはほとんど完成している
──ところでニューアルバムの制作は順調ですか?
本当はヨーロッパツアー前に完成させようと思ってたんですけど(笑)。
──では、今はほぼ完成に近い感じでしょうか?
はい。もうボーカル録りは終わってますし、ドラム録りもほとんど終わってる。ただもう1曲入れたいなと思って、そこで悩んじゃってるんですけど、基本的にはできてます。
──どんな内容になりますか?
新曲と旧曲が入り乱れてる感じで。今現在考えられる最高のX JAPANをこのアルバムで出したいんですよね。海外だと新人バンドですし「これがX JAPANだ」っていう名刺になるようなアルバムに。
──旧曲は英語バージョンで収録されるんですか?
北米ツアー前は100%英語にしちゃおうと思ってたんですよ。でもツアーの途中で、これは意図的に日本語を入れたほうがいいだろうって。とはいっても日本語が2割を超えることはないと思うんですけど。
──まだ我々が聴いたことのない新曲もあるわけですよね。
ありますね。今のX JAPANを感じてもらえると思います。
──発売はいつ頃になりそうですか?
明日出せって言われたら今できてる曲だけで出しちゃうこともできるんですけど……。
──あと1曲が決まらない?
そうですね。あとはアルバムの意味っていうのがここ数年で変わってきてると思うんです。今これだけ配信がメインの時代になって、どのようにアルバムのコンセプトを伝えるべきなのか、そもそも「アルバムって重要なの?」って思ったりもして。そのあたりでちょっと悩んでる部分はありますね。
英語詞にあえて日本語のアクセントを取り入れる
──レコーディングは長期間に及んでいますが、実際何にそんなに時間がかかっているんですか?
まあ、自分でもどこかで区切りをつけなければいけないと思うんですけどね(笑)。具体的には、例えば「JADE」という曲をこの前配信しましたけど、そのあとにマスタリングを世界のトップと言われてる4人にやってもらったんですよ。
──え、じゃあ完成形が4パターンある?
その中から一番いいものを選ぼうってことですね。あと自分のスタジオでいつでも最高のレコーディングができる環境があるっていうのが実は逆に良くなかったかも(笑)。機材が多いからチョイスに時間がかかるっていうのもあるし。
──贅沢な悩みですね(笑)。
まあ、でも昔から時間がかかるバンドなんですよね。1つひとつの部分を細かく見すぎちゃうんです。気付くと全体像が見えなくなって、あとから全体像が見えたら「やっぱりもう一回やり直そう」って。ボーカルも今回は英語がメインなんで、ToshIも発音がんばってくれてるんですけど、かと言って僕らはアメリカ人ではないんで、多少日本語っぽい発音も取り入れるべきだっていうことで、ずっとチョイスを続けていたり。
──あえて日本語っぽい発音に?
そうですね。単純にきれいな英語にはしないで、この部分にわざと日本語のアクセントをつけてみようとか。
90年代は壊す壁が見えなくなっていた
──再結成後、音楽性に変化はありますか?
意識的に変えようっていうのはないですけど、とにかく自分ができる最高の曲を書こうと思ってて。自分の心を打たない曲が人の心を打てるわけがない。自分が聴いて感動する曲を書こうと思っています。
──X JAPANのリーダーはYOSHIKIさんですが、実は楽曲にはメンバーそれぞれの個性も色濃く出ていますよね。SUGIZOさんの加入がサウンドに与えた影響はありますか?
そうですね、彼はバイオリンも弾くし、広がったっていうのはありますね。「JADE」のソロとかもSUGIZOに何パターンか弾いてもらったり、音色にしても「このへんに好きなノイズを入れてみて」って言ってあとで選ぶっていう。
──やっぱりバンドですね。
うん、ギターにしてもベースにしても音作りは基本的にまかせてます。でも僕の指示も細かいですけどね(笑)。
──お話を伺っていると、今のYOSHIKIさんはすごく楽しそうに見えるんですけど。
そうですね。やはり世界に向かってるっていうのがあるから、どんな苦しいことも前向きに考えられるんだと思います。
──解散前にあった悲壮感みたいなものが今はずいぶん薄れて、明るく楽しい部分が出てきているように感じます。
あの頃はインタビューとかでも「もうX JAPANなんてバンドじゃない」なんて平気で言ってましたからね。
──今はそうは思わない?
意識的にバンドにしようとしてますよね。そうじゃないといいステージはできないし。
──やはりYOSHIKIさんの内面で何かが変わったんでしょうね。
例えば壁っていうものがあるとして、僕は壁を超えたり壊したりするときにすごく闘争心が湧くんですね。ただ、あの90年代の頃は壊す壁が見えなくなっていた。何をどう闘えばいいのかわからなくなってしまった感じがあったんです。でも今は、壁が高かろうが厚かろうが、それを何がなんでも壊していくんだって思える。目標が見えてるっていうのは大きいですね。
基本は病院かスタジオで過ごしている
──ところでYOSHIKIさんは今、毎日をどんな感じで過ごしているんですか? YOSHIKIさんの平均的な1日が気になるんですが。
ここんところはツアー回ってたし、もう無茶苦茶ですよね。基本的に不眠症なんで、めったに寝られなくて、だいたい2日に1回くらいしか寝ないんですけど。
──え、2日に1回?
はい。だからアメリカでも4人アシスタントがいて、僕が起きてる時間を常にカバーできるようになってます。夜とか昼とかあんまり関係ないんで、深夜の2時にスタジオ入って作業してたり。医者は「良くない」って言いますけど。
──そうでしょうね(笑)。今は基本的にロサンゼルスで過ごしているんですか?
住民票が向こうにありますからね。でもこれからはもっとヨーロッパとかアジアとかの比率を増やしていきたいな。
──ツアー中がない時期、起きてる時間は主に何をしているんですか?
基本的には医者に行ってるかレコーディングしてるかですね。結構体が弱かったりするんで、1週間に1回くらい点滴打ってもらって。あとはいつもスタジオにいます。
──趣味みたいなものは……?
昔はクルマが好きだったんですけどね。今はなんだろう……。あ、世界ツアーを回って、語学がやりたくなって、今はフランス語をずっと勉強してます。最近ではスペイン語とか中国語とかも。
──時間がいくらあっても足りないですね。
でも語学をやってるときって、ほかのこと考えなくていいじゃないですか。頭の中をそっちに集中できるんで楽なんですよね。何もない状態だとレコーディングのこととかツアーのこととか考えて疲れちゃうんですけど、語学をやってるときは落ち着くんです。
──では新しいアルバム、楽しみにしてます。そのあとはまたライブも?
そうですね。今度はアルバムを引っさげてっていう感じになると思います。
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COMMENT
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印象が変わりました
アルバム出る出ないは置いといて…
Club-Zyのインタビューでは「またToshIの発音のせい?」って思ったんですが
これ読むと日本人っぽい発音を入れるバランスとかを考えてるみたいで印象が変わりました。
きっとClub-Zyの時もYOSHIKIさんの真意は同じだったんでしょうけど、インタビュアーに伝わってなかったのかな。
あと、ギターやベースの音作りは基本的に本人に任せてるって部分もYOSHIKIだけで曲を作っているんじゃない感じがして良かったです。
ただ、杉もひーも細かい部分までこだわる人なので何というか…
まあ、YOSHIKI一人に待たされてるんじゃないなら待ちますよ。
Club-Zyのインタビューでは「またToshIの発音のせい?」って思ったんですが
これ読むと日本人っぽい発音を入れるバランスとかを考えてるみたいで印象が変わりました。
きっとClub-Zyの時もYOSHIKIさんの真意は同じだったんでしょうけど、インタビュアーに伝わってなかったのかな。
あと、ギターやベースの音作りは基本的に本人に任せてるって部分もYOSHIKIだけで曲を作っているんじゃない感じがして良かったです。
ただ、杉もひーも細かい部分までこだわる人なので何というか…
まあ、YOSHIKI一人に待たされてるんじゃないなら待ちますよ。
我慢
BARKSさんの記事ですが、これ読んだら期待して待つほかないですね!YOSHIKIかっこよすぎ!ぶっちゃけ早く車で爆音で聴きたいってのが本音ですが、素晴らしいアルバム?になる事は間違いないみたいなんで我慢して待ちます!
http://www.barks.jp/news/?id=1000074994
http://www.barks.jp/news/?id=1000074994
完全独り言
BARKSの記事もチラリと読みましたが…。
(今は何故か消えてしまっているようですが…。)
感想として…やはりYOSHIKIは少しズレてるな…。
確かに今はCDが売れない時代だし。
ダウンロードが主流になりつつはあるけど、
CDアルバムを作らないのとは違うような。
てか、どこの国の話をしてるんだろうか?
海外ではCDを作らないアーティストがいるのかな?
それとも、その先駆けになるような話なのだろうか…?
いやいや、多分、今後未来もどんなにダウンロードが主流になったとしても、
CD(またはそれに変わる物質的な媒体)は廃れないよ。
「まあまあ気に入ったもの」程度ならばダウンロードで十分であるけど、
心底好きなものであれば余計に原物で欲しい。
問題は金を出してでも欲しいものかどうか。
自分は金を出してでもMETALLICAやマキシマム ザ ホルモンは欲しい。
でもカラオケで覚えたい程度の曲ならばダウンロードでもいいかな。
その違いなんだよな~。
アルバム出さずにツアーやるのは別に全然いいけど。
出さなきゃ同じセットリストなんでしょ?(笑)
蔵出し曲みたいにレアなセットリストになれば興味沸くけど…。
アーティストってアルバムを売るためにツアーするの?
むしろ逆でアルバムの曲を聞きたいからライブに行くんだけどな(笑)
アルバムを聞かないでライブに行く人の方が少ないと思うんだけど違うのかな。
でもまあ…Xの場合、次回のアルバムが出たところで、
数曲の変更があるぐらいで、大してセットリストは変わらないようにも思うけど(笑)
ほとんど新曲やってるしね~。
この辺はアルバムDAHLIAとダリアツアーみたいなもんか。
今回の話。10年前にもほとんど同じ内容なことを話していたので、
ちょっとビックリしてしまった…。
VUKの二の舞にならなければいいけどな…。
(今は何故か消えてしまっているようですが…。)
感想として…やはりYOSHIKIは少しズレてるな…。
確かに今はCDが売れない時代だし。
ダウンロードが主流になりつつはあるけど、
CDアルバムを作らないのとは違うような。
てか、どこの国の話をしてるんだろうか?
海外ではCDを作らないアーティストがいるのかな?
それとも、その先駆けになるような話なのだろうか…?
いやいや、多分、今後未来もどんなにダウンロードが主流になったとしても、
CD(またはそれに変わる物質的な媒体)は廃れないよ。
「まあまあ気に入ったもの」程度ならばダウンロードで十分であるけど、
心底好きなものであれば余計に原物で欲しい。
問題は金を出してでも欲しいものかどうか。
自分は金を出してでもMETALLICAやマキシマム ザ ホルモンは欲しい。
でもカラオケで覚えたい程度の曲ならばダウンロードでもいいかな。
その違いなんだよな~。
アルバム出さずにツアーやるのは別に全然いいけど。
出さなきゃ同じセットリストなんでしょ?(笑)
蔵出し曲みたいにレアなセットリストになれば興味沸くけど…。
アーティストってアルバムを売るためにツアーするの?
むしろ逆でアルバムの曲を聞きたいからライブに行くんだけどな(笑)
アルバムを聞かないでライブに行く人の方が少ないと思うんだけど違うのかな。
でもまあ…Xの場合、次回のアルバムが出たところで、
数曲の変更があるぐらいで、大してセットリストは変わらないようにも思うけど(笑)
ほとんど新曲やってるしね~。
この辺はアルバムDAHLIAとダリアツアーみたいなもんか。
今回の話。10年前にもほとんど同じ内容なことを話していたので、
ちょっとビックリしてしまった…。
VUKの二の舞にならなければいいけどな…。
無題
烈さま
初めてコメント書かせて頂きます。
私はアジアツアーの追加公演で年末に東京ドームあたりでライブをしてくれるものと思ってましたが、どうやらそんな事は無さそうですね(泣)
次の日本での公演はいつになるのかなあ…
もしライブがあるのなら日本中何処でも行くつもりです!!
初めてコメント書かせて頂きます。
私はアジアツアーの追加公演で年末に東京ドームあたりでライブをしてくれるものと思ってましたが、どうやらそんな事は無さそうですね(泣)
次の日本での公演はいつになるのかなあ…
もしライブがあるのなら日本中何処でも行くつもりです!!
無題
こんばんわ。俺も烈さんと同意見です。気長に待ちわしますが、もちろんアルバムと言うか物で出してほしいです。マキシでもいいですし、あと、そろそろ地方にも力いれてライブしていってほしいですね。東京の方達が羨ましい・・・。
無題
烈sama
いつもブログ拝見させて頂いていました。
烈さん独特のレポートいつも楽しく見ていました。
今回のBARKSさんの記事、私はとても嬉しかったです。
FANにとってはまだまだ忍耐の日々が続きそうですが・・・ですが10年前、それこそDAHLIAの頃と比べればYOSHIKI自身が希望に満ち溢れているから、すごく勇気をもらいました。
アルバムとツアーの関係ですが、私はyoshikiはコンセプトというかそういうものについて考えているのかな・・・と思いました。たしかに、どのアーティストのコンサートに行くときもアルバム主体で行われているからアルバムを聴かないとノルにノレない。
私自身の話で申し訳ないのですが、今度安室ちゃんのコンサートに行きたいと思っていたんですが、まずはじめに思ったのが「アルバムきかなきゃっ!!」でしたから。
コンサートに行きたいがために、アルバムを聴く・・・それがYOSHIKIの考える所と矛盾しているんでしょうね。
長々とすみませんでしたが、私はここまで待ったので、この際YOSHIKIの思いのままに・・・・です(^^;)
いつもブログ拝見させて頂いていました。
烈さん独特のレポートいつも楽しく見ていました。
今回のBARKSさんの記事、私はとても嬉しかったです。
FANにとってはまだまだ忍耐の日々が続きそうですが・・・ですが10年前、それこそDAHLIAの頃と比べればYOSHIKI自身が希望に満ち溢れているから、すごく勇気をもらいました。
アルバムとツアーの関係ですが、私はyoshikiはコンセプトというかそういうものについて考えているのかな・・・と思いました。たしかに、どのアーティストのコンサートに行くときもアルバム主体で行われているからアルバムを聴かないとノルにノレない。
私自身の話で申し訳ないのですが、今度安室ちゃんのコンサートに行きたいと思っていたんですが、まずはじめに思ったのが「アルバムきかなきゃっ!!」でしたから。
コンサートに行きたいがために、アルバムを聴く・・・それがYOSHIKIの考える所と矛盾しているんでしょうね。
長々とすみませんでしたが、私はここまで待ったので、この際YOSHIKIの思いのままに・・・・です(^^;)