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TOSHI「ラストナンバー行くぜー!!」
 
TOSHI「行くぜー!!行くぜー!!」
 
TOSHI「エーーーックス!!!!」
 
 
05.X
 
 
YOSHIKIのドラムのカウントに合わせて
味の素スタジアムに爆音が響き渡る!
今まで大人しめにいたPATAとHEATHも前面へと!
 
ここにきてXの本領発揮!!
とでもいう感じに、とにかく爆発的な演奏とパフォーマンス!
もちろんここまでもアグレッシブではあったのだけど、
アウェーという緊張がほぐれたのか、
それとも演奏時間の短さでまだ余力を残しているのか、
本当に久々に見る鬼気迫るXのメンバー!
 
てめぇらのからだ……ぶっ壊してやるぜぇー!!!!
 
「エーックス!!!!」
 
誰よりも大声で。そして会場中に響き渡る!!
 
「エーックス!!!!」
 
(いや…隣の特派員に負けていた…。)
 
「エーックス!!!!」
 
当たり前ですが…視野に入る限りでは、
エックスジャンプしている人は極少数。
それでもタイミングを計り、胸元で小さく手をクロスしている人も。
 
これほど会場が波打たないのは初めて見たかも(笑)
それでも所々で立ち上がる人、小さくエックスジャンプをしてる人。
 
いいんです。いきなり屋根をぶち破れとは言いません。
そもそも屋根ないし。怪我しないように飛びましょう。
 
TOSHIのメンバーコールは定番になった7人コール。
レスポンスが小さい。
でもいいんです。
何故7人呼んだかわからない人も多いでしょう。
でもいいんです。
 
ギターソロではステージ前面でPATAとSUGIZOが絡み合う。
 
さてと…来るぞ?来るぞ?
TOSHI先生によるボイストレーニングが!
真夏日のa-nationの会場よ!覚悟するのだ!!
 
 
TOSHI「ウィーアー!ウィーアー!」
 
 
ファン「エーーックス!エーーックス!」
 
 
会場「……?……?」
 
 
TOSHI「ウィーアー!ウィーアー!」
 
 
ファン「エーーックス!エーーックス!」
 
 
会場「…エックス?…エックス?」
 
 
TOSHI「ウィーアー!ウィーアー!」
 
 
ファン&会場「エーーックス!エーーックス!」
 
 
徐々に会場が毒されて行く!!(笑)
もちろん大きな声ではないし、
空高く手をクロスさせるわけではないけど、
少しずつ声が増えていく!!
 
 
YOSHIKI「SDFlkjn!SDlf;kj;l!」
 
 
ファン「エーーックス!エーーックス!」
 
 
ピアノの上に寝転び叫び出すYOSHIKI!
そんな光景に会場からは少し失笑も(笑)
 
 
YOSHIKI「あsd;glkzdsflkgj!」
 
 
わからない…ファンの自分でも何を言ったのかわからない…。
 
 
TOSHI「東北まで届かせろー!!」
 
 
なるほど。たぶんこれを言ったんだね!(笑)
さすがTOSHI先生!
 
 
いつもよりかなり短めなコール&レスポンスを終え、
ドラムに走るYOSHIKI。
そしてドラムを見つめるTOSHI PATA HEATH SUGIZO。
 
 
TOSHI「最後だー!!!!」
 
 
ドラムと弦楽の音とともに、空に向かって何本かの花火が上がる!
 
 
会場「エーーックス!」
 
 
自分の後方には座席がなかったため、
ここぞとばかりにスーパーエビ反りジャンプを決める!
 
 
暑い暑いXのライブが終わる。
たぶんa-nation史上、一番異質なアーティストだったにも関わらず、
会場からは大きな拍手が!
 
楽器を手放したメンバーが会場前面へと歩き出す。
 
 
SE.Tears
 
 
SEに使われたのは日本語バージョン。
 
 
YOSHIKIは花道まで歩き出し大きなお辞儀を。
そして会場からも再び拍手に包まれる。
 
ステージに戻り、メンバー全員でお約束の万歳三唱。
会場からも一緒に万歳をしている人も多い。
 
時間が押していたのか?
tearsの2コーラス目の始めでメンバーは下がってしまい、
HIDEのギターソロが聞けずに
ちょっと寂しい気もしましたがこれは致し方ない…。
サプライズゲストとしてはかなり時間を取ってくれたのではないかと思うし。
 
 
この夏はサマソニにも出演したX。
今回のa-nationも含めフルライブではないし、
ファンが満足感の得られるライブだったかは微妙ですが、
初めて見る人への考慮したセットリストや、
海外ツアーとはまた違う構成で新鮮味があるライブで、
Xのライブ慣れしたファンでも楽しかったと感じるものだったように思う。
 
 
次回こそは!十数曲を超えるフルライブで完全燃焼したいですね!
 
 
今回は真夏日の中で燃焼はしましたが…(笑)
 
 
 
x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x
 
 

Set List

- 18:40

SE.X JAPAN WORLD TOUR FILM feat.JADE
 
01.Forever Love - Short ver. -
02.Rusty Nail
03.紅
04.Born To Be Free
05.X
 
SE.Tears
 
- 19:20
PR
TOSHI「スタンドー!!!!」
 
TOSHI「アリーナー!!!!」
 
いまいち聞き取れないTOSHIのシャウトにも関わらず、
会場からは大きなレスポンスが帰って来る!!
 
YOSHIKI「今日は東北でも放送されてます。」
 
TOSHI「声を届けるぜー!元気を送るぞー!」
 
またもや会場からは大きな歓声が!
たぶん東北地方でも歓声とまでは行かなくても、
顔がほころんだ人も少なくないでしょう。
 
…………。
 
YOSHIKI「暑い…(苦笑)」
 
なんだ…この落差は…。
いきなりのぬるいMCに会場内失笑(笑)
 
YOSHIKI「えっ……ビックリした?(笑)」
 
はい。会場は色々な意味でビックリしてるみたいです(笑)
Xが出てきたことはもちろんですが、
自分の周囲では「YOSHIKIってあんなしゃべり方なんだ!」
なんて驚いている声も(笑)
 
YOSHIKI「今回、こういう場に呼んで頂いて感謝しています。被災地に励ましを送ることに賛同者しまして、日本のトップアーティスト達と共にステージに立たせてもらいました。」
 
大きな拍手。
 
YOSHIKI「完全アウェーだから、どうなるかと思ってたけど(笑)…僕たちX JAPANといいます。」
 
大きな拍手と笑い。
 
YOSHIKI「Xには元々無限の可能性って意味があるんですけど、それに今日から新しい意味をつけたいと思います。」
 
え!?どういうことだろうか??
聞いている自分にはまったく意味がわからず…。
 
YOSHIKI「何があっても絶対に負けない。どんなことがあっても、前を向いて…復興に向けて歩いてく。俺たちの辞書に新たに付け加えようと思っています。」
 
なるほど…。
でもこれって…今までも実行してきたことだよね!
どんなことがあっても前に突き進んできたX。
 
YOSHIKI「被災地の皆さんも…僕たちにわからないくらい苦労をしているかもしれないけど、ここにいるみんな、アーティスト、オーディエンスと一緒に応援してるんで…。」
 
YOSHIKI「気合い入れて行くぞ!!気合い入れて行くぞ!!」
 
会場からも気合いに似た大歓声。
そしてSUGIZOもギターでコールする!
 
TOSHI「暴れん坊将軍で行くぞー!!」
 
いやいや…9割以上の人には伝わらないから(笑)
 
TOSHI「気合いだー!気合いだー!」
 
PATAもHEATHもギターとベースで応える!
 
YOSHIKIがドラムの脇に用意されているもう1台のピアノで
“ Born To Be Free ” のピアノを奏で始める。
 
TOSHI「俺たちの新曲行くぜー!」
 
 
04.Born To Be Free
 
 
バンドサウンドに合わせTOSHIが煽る!
 
オイ!オイ!オイ!オイ!
 
さすがa-nation!音楽ファン!
リズム感抜群!そしてノリ方を知っている!
 
TOSHIが歌い始めると止め、間では煽られなくてもちゃんとオイ!オイ!
もしかしたらXのライブよりノリはうまいかもしれない!
 
途中から何やらYOSHIKIがずっと上手を見ながら叩いている。
(後々聞いたら、イヤモニが抜けてしまい、INAの指揮でテンポを取っていたとか。)
 
途中のピアノパートはどうする?
まさか…花道まで来ないよね!?
 
ホッ…良かった…。
 
さすがにそんな遠くまでは来ないようで(笑)
 
脇のピアノでTOSHIと共に歌い上げる。
いつもよりスローにしっとりと歌う。
 
そしてドラムへと走りこみバンドパートへと!
その曲芸に会場からも小さな驚きの声が(笑)
確かに…ドラムとピアノを1曲の中で移動する人って…。
なかなかいないですからね。
 
 
曲が終わってもドラムを叩き続けるYOSHIKI!
それに被るようにTOSHIが叫びまくる!
 
TOSHI「気合い入れてけー!気合い入れてけー!」
 
TOSHI「ラストナンバー行くぜー!」
 
ドラムの音が途切れない(笑)
まだ叩く!まだ叩く!
頼むからクラッシュはしないでくれよ…。
ドラムソロなのか?という程に叩きまくる!
 
 
TOSHI「運命共同体だー!!」
 
 
YOSHIKIの言葉よりも何よりも、
この言葉にウルッと来てしまった…。
 
復活以来「運命共同体」という言葉って使いましたっけ?
Xファンでは合い言葉のようになっていますけど、
TOSHIは意図的に使わないようにしてたのかな?と思ってしまって…。
 
インストアイベントでTOSHIがよく「自分のようにはなってほしくない」と話していたことが引っかかってしまって。
 
一言に「運命共同体」と言っても、
様々に捉えるファンはいますからね。
それが重荷になってしまったのだろうか…と。
 
ただ、この「運命共同体」はそんなファンに向けての言葉ではないと感じました。
あの震災から半年。
「日本みんなで頑張って行こうぜ!」という
短くても力強いメッセージをX流に伝えたのだと思う。
 
そしてまだまだ鳴り止まないドラムの音!!(笑)
03.紅
 
いつものフレーズを花道先端で奏でるSUGIZO。
そう間もなくYOSHIKIがそれに歩みよる。
 
と、思いきや!!
 
投げた!!
 
薔薇を!!
 
a-nationで!!
 
まさかの薔薇の儀式!!
 
海外でも投げてないのに!!
 
まあ…スタンド辺りでは何を投げたのかも把握してないようですが、
とりあえずは…と、歓声が沸き起こっています(笑)
 
ほとんど時間もおかずにピアノに座り込むYOSHIKI。
そのまま " 紅 " のサビを奏で始める。
YOSHIKIとSUGIZOから始まる " 紅 "
会場ではさすがにこの曲がなんであるかわかった人も多いらしく、
所々に小さな歓声が沸き起こっていました。
 
ワンフレーズを弾き終わると、
ピアノのインプロビゼーションを待たずに、
ステージへとSUGIZOが…走る!!
そして、ピアノから手を離したYOSHIKIも…走る!
 
移動距離長すぎるって(笑)
 
それぞれのメンバーが、それぞれのポジションで待機!
会場に轟く爆音に続いて
TOSHIの「くれないだー!」の掛け声が響き渡る!
 
まあ…ステージから遠い位置にいる自分にはあまり意味はないけど、
一応…銀テープを取るポーズを取ってはみました(笑)
 
が!
 
銀テープは噴射されず…!
 
ステージから何本かのドラゴン系の火柱が上がった!!
 
サマソニですら飛んだ銀テープだったのに…。
(まあ…この後に銀テープを使うアーティストが控えているから仕方ない 笑)
 
まだ1曲半しか歌っていないからなのかもしれないけど、
とにかく今日のTOSHIは気持ち悪いほど調子がいい!!
こんな素晴らしい " 紅 " を聞いたのはいつぶりだ!?
もしかしたら「The Last Live」以来になるかも!?
 
本日初となるファストテンポな曲に
a-nationのペンライトは有り得ない早さで波打つ!
いいんだよ!無理して8分音符で振らなくても!(笑)
それほどに会場内はヒートアップしている!
 
ワンコーラスを歌い終えるとTOSHIが叫ぶ!
それに呼応して会場も叫ぶ!
 
" All of you ~ "  の部分は英語版のリズムで歌い上げ、
ギターソロへと突入!
 
ギターソロはSUGIZOからスタート。
これっていつからですかね?
欧州ツアーの動画は見ていないのでわからないんですが、
サマソニの時にはすでにSUGIZOソロでしたね。
さすがSUGIZOと言うべきなのか、完璧に弾きこなすソロ。
ステージ中央に歩み出たPATAとツインリード!
HEATHも左右に揺れ会場にアピール。
 
完全アウェーなのを承知してなのか、
メンバーの動きがいつもより多め!?
 
サビに突入しても客席からは歌声の聞こえない " 紅 "
それがまた珍しく聞き入ってしまう。
 
花道先端でTOSHIの独唱パート。美しい…。
そしてほとんど聞こえない合唱パート。
これは仕方ない…(笑)
それでも会場のテンションは落ちずTOSHIも少し多めに歌う。
TOSHIの声に本当に感動したらしく会場からは大拍手が(笑)
 
最後のサビは少しサボリ気味ではあったけれど、
あれほど連続で高音のサビを歌えば…ね。
誰もが知るXの代表曲で会場を一気にホームに変えてしまった!!
02.Rusty Nail
 
会場内に響き渡るのはシンセサイザーの音。
本当に久々のSEからの " Rusty Nail " !!
「マンネリ」「聞き飽きた」と思っていた " Rusty Nail " ですが、
やはり、この緊張感漂うシンセサイザーの音は、
心拍数を上げますね!!
なんだかんだと言っても、
やはりオープニングは " Rusty Nail " が好きかもしれない!!
 
たぶん、この中にはXのメンバー全員の名前を知らない人も多いでしょう。
現に自分の前にいた人は「どっちがYOSHIKI?」と聞いていましたし(汗)
そんな中でもステージから観客を見つめる5人。
残念ながら自分の位置からはモニターに写らなければ
メンバーの表情がわからないのですが、
気負いはまったくない。と言い切れるようなたたずまい。
 
そんな緊張の一瞬が過ぎ、
シンセサイザーの音にバンド全員の音が重なる!
と、更なる同時にステージ上部からは何スジにも延びる
緑やピンクの花火と爆音が!!
 
 
TOSHI「エーー!!ネーー!!ショーーーーーーーン!!」
 
 
「うわああああああーーーーーーー!!!!!!!!!!」
 
 
会場からはバンド音と花火の轟音にも負けない大歓声が!!
一瞬。本当に一瞬にX JAPANのライブ会場と化した!!(笑)
 
 
" 記憶の欠片に 描いた薔薇を見つめて "
 
 
ただいつもと違う点がひとつ。
 
TOSHIの独唱。
 
会場からは歌声が聞こえることもなく、
Xの演奏とTOSHIの歌声がクリアに響き渡る。
 
でもそれがいい!
 
会場も聞きたい。んだと思う。
そして…ノリたいんだと思う。
 
4分音符に。8分音符に。更には、縦に横に。
浜崎あゆみか、東方神起のために用意していたペンライトが、
会場全体に揺らめいている。
いつもとは違い同一方向の揺れではないけれど、
ライブではこれでもいいではないか!!
 
モニターには歌詞も流れず、歌を追う事は出来なくても、
一生懸命にXに負けまいと、ノリ遅れまいと腕を振っている。
スタンド席ではほとんどの人が座ったままではあったけれど、
X JAPANのライブを楽しみたい!
と、必死に体を向けているのがわかる。
 
PATAやHEATHも寄り添ったり、自分のポジションを移動したり。
明らかに会場へアピールをしている!
SUGIZOのソロでは前半はSUGIZOテイストを入れ、
後半はHIDEの完全コピー。
 
終盤までメンバーも会場もテンションが落ちないまま疾走し続ける。
というか…徐々に会場のボルテージもMAXまで上がっていくようにも(笑)

そして…まさかのTOSHI完唱!(という言葉はないけど…。)
たぶん復活後、初めてのファンに歌わせず、
すべて自分で歌い上げた " Rusty Nail "
これは本当に貴重で凄い…。
 
 
曲終わりにYOSHIKIが暴れる!暴れる!暴れる!
いつも通り、いつも通りなドラムを叩くかと思いきや、
そのままドラムソロをしてしまうんではないか?
というほどに、ドラムを叩きまくる!!
 
 
TOSHI「会いたかったぜーーーー!!!!」
 
 
「ぐおおおおおおおーーーーーー!!!!!!」
 
 
ここは東京ドームか!?
と錯覚をしてしまうほどの大歓声!!!!
 
 
TOSHI「大和魂見せてくれーー!!!!」
 
 
「ぬおおおおおおおーーーーーー!!!!!」
 
 
たぶん。何も理解していないんでしょう(笑)
それでもいいんです!
TOSHIが叫び!!観客が叫ぶ!!
 
 
TOSHI「オンバイオリン!スギゾーーー!!!!」
 
 
いつの間にやらバイオリンを手にしたSUGIZOが、
花道先端で奏ではじめている。
YouTube
 
先週放送されたCOUNTDOWN TVの動画がアップされています。
ありがとうございます!
 
本当に綺麗な " Forever Love " ですね…。
2011年08月27日
a-nation for Life 10th Anniversary at 味の素スタジアム
SECRET GUEST X JAPAN
 
- 18:20
 
残暑…というほどの暑さもなく、
まったりとこの時間まで過ごしていた…予定だったのですが、
何故かペース配分を間違えてTRFで燃え尽きそうになるも、
なんとか持ち直して待機中(笑)
往年のヒットナンバーは懐かしくて、ついついノリノリに!
そして「オイオイオイ!」ノリは音楽ファン共通の盛り上がりですね~!
 
と…そんなTRFのステージも終わり、
何やらステージ上には大掛かりそうなセッティングが始まっている。
 
どこからか入ってきた情報では、
「X JAPANの出演は18時半から」
もう出てきてもおかしくない時間に暴れ場所を確保!
 
特派員が持参していた双眼鏡(オペラグラスではない!)で、
セッティングの様子を覗いてみると、
 
ある!ある!ある!!
 
センターステージの奥に!!
 
ドラが!!(笑)
 
あんなドラを使うのは…。
 
あの人しかいない(笑)
 
むしろ…。
 
使うのか!!??
 
次々にセッティングされていくステージ。
巨大なアンプも運び込まれてきている。
明らかに「バンド」仕様のステージ。
ステージ右側奥ではクリスタルバイオリンのチューニングも!
もう間違いなくSUGIZOのバイオリンですね。
 
そして…短いですがせり出た花道先端には、
男性スタッフ数人で運び込まれるクリスタルピアノ!
 
間違いなく次のステージは我らX JAPANのステージではあるけれども、
このステージセットを見るのは初めて。
いや…ASIA GIRLS EXPLOSIONのステージに似ているのか?
通常とは少し違ったステージセットに少し期待感が高まる!
 
それにしても…。ステージ転換に時間がかかっているのは明らか…。
これまでのステージ転換は長くても10分はかかっていなかったのに、
すでに15分強も経過している…。
 
SUMMER SONICでは30分かかったステージ転換。
hide Memorial Summit でもLUNA SEAの後で30分以上かかっていましたし。
やはりピアノ2台。大掛かりなドラム台。
加えて…ドラ(?)(笑)
いや…楽器の種類も多いですからね…。
音響チェックだけでも通常のバンドよりは時間がかかってしまうのでしょう…。
 
ステージ転換中に流れていた日本版(?) " We Are The World " も、
先ほどとは違い、何度も繰り返し流れている。
それでも、そろそろ。もうスタッフもステージから消え始めている。
 
夕暮れだった空も、いつの間にか暗くなり始めていました。
 
 
- 18:40
 
 
突如!会場内が暗転!
今までは暗転をしても、日の光で明るい会場内でしたが、
すでに日が沈んでいる会場内は見事に暗く。
 
ステージ左右のスクリーンにはX JAPANの文字が!!
 
X JAPANを待ちわびた歓声が、
X JAPANの出演に驚く声にかき消される!(笑)
会場全体の反応は、明らかに「驚き」一色に変わる。
 
 
YOSHIKI「気合入れていくぞー!!気合入れていくぞー!!」
 
 
そんなYOSHIKIの絶叫がスピーカーから流れ、
映像は北米ツアーのダイジェストが流れる。
(YOSHIKIのMCはたぶん海外ツアーのもの)
 
Los Angeles / Oakland / Seattle / Vancouver / Chicago / Toronto / New York
 
BGMでは " JADE " のアコースティック部分が流されている。
 
映像は欧州ツアーに…。
 
London / Paris / Nederland / German
 
「AND!! NOW!!」
 
と、大きく画面に映し出される!!
 
 


01.Forever Love - Short ver.
 
ピアノの旋律が聞こえる。
 
スクリーンに目を奪われていた隙に、
センターステージのクリスタルピアノには、
白い衣装を着たYOSHIKIが!
その傍らには黒い衣装を着たTOSHIが!
 
会場からは「おおーー!!」という声。
この曲が。というものではなく、2人が現れたという驚きに近い歓声。
そして大きな拍手が沸き起こる。
スタンド席はほぼ座ったままの姿勢ではあるけれども、
視線と耳は間違いなくステージへと向いている。
 
そしてYOSHIKIのピアノに乗せ歌いだすTOSHI。
再び「おおーー!!」という歓声。
これもどちらかというと、TOSHIの美声が素晴らしすぎる賛辞の歓声。
 
スクリーンには " Forever Love " の歌詞が流れているが、
当然、一緒に合唱する人もいなく。
これは知らない…というよりは、聞きたい。んだと。
個人的にも一緒に歌うことはなく、聞き入ることに。
うん。TOSHIの声が聞きたい!
(他のアーティストでも歌詞が出る歌が多々あり)
 
ほぼ完璧に近い声の状態でサビを歌い上げるTOSHI。
そしてまた再び会場内では大歓声。
知っている曲。あの曲か!というような歓声でした。
ところどころでは「凄い…」とか、ため息交じりにも聞こえる声。
 
た…確かに…。
今日の " Forever Love " は違う!いや…TOSHIの声がか!?
レッドクリフの試写会や、横浜で行われた医学のシンポジウムなど、
素晴らしい " Forever Love " を聞かせてくれたことはあるけれど、
ファン目線、過小評価をしても、この日の " Forever Love " は、
X JAPANの歴史に残りそうな演奏であったのは間違いなし!
 
残念ながらフルコーラスではなかったものの、
息が詰まるほどに聞き入ってしまう " Forever Love " でありました。
 
 
ここから…どうやって次の曲へと続いていくんだ…!?
 
 
演奏を終えた2人は、そのまま花道を戻りセンターステージへと歩いていく。
今までの " Forever Love " では
YOSHIKIがTOSHIの元へと歩いて行きましたが、
この日は2人で…共に同じステージへと。
 
もちろん、そんな演出を狙っていたとは思えないですが、
あの日とは変わった2人の動きに感傷深いものが…。
 
会場内は薄暗い中、女性ナレーションの声が。
この演出は復活以降、何度か使われたものですね。
バラードから始まり、SEを挟み…本性を見せるX!!
 
観客は狙い通り(?)見事にTOSHIの歌声に惹かれていました。
そして…ドラムに立ち上がるYOSHIKI。
またもや大きな歓声が!!
YOSHIKI本人…というより、やはりYOSHIKIのドラムが見れるんだ!
という、珍しさ…なのか、期待なのか、そんな声に聞こえました。
 
女性ナレーションの
X JAPAN・・・JAPAN・・・JAPAN・・・JAPAN・・・。
という声が、完全アウェーであるはずの会場内に響き渡る!!
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